ラーメン官僚が厳選! GWに食べたい日本全国の超優秀ラーメン【東日本編】

北海道エリアは札幌と旭川に絞るのが吉

『雨は、やさしく』(札幌・白石駅)の「白肝煮干し味噌」。鶏のレバーペーストを溶かしながらいただく
『雨は、やさしく』(札幌・白石駅)の「白肝煮干し味噌」。鶏のレバーペーストを溶かしながらいただく

 北海道は、広大な土地に点在する各都市に優良店が満遍なくひしめく、ラーメンマニア的には“攻略しがい”のあるエリア。

 しかし、1~2軒のラーメン店に足を運ぶつもりならまだしも、1日4~5軒レベルの連食にチャレンジするなら、あまり広域に目を向け過ぎるのは危険。都市間の移動に膨大な時間を消費し、満足度の高い食べ歩きの遂行が困難となるおそれがあるからだ。

 なので、効率の良い食べ歩きを楽しみたいのであれば、まずは、同道最大の都市である札幌市、または、同道第二の中核市である旭川市に焦点を絞り、両市内に存在する優良店を巡り歩くのが得策。

 同地のラーメンに初チャレンジするのであれば、札幌市の『麺屋彩未』『コクミンショクドウ』『雨は、やさしく』『中華そばカリフォルニア』、旭川市の『天金』『青葉本店』等を薦めたい。

『天金』(旭川市)の「正油ラーメン」
『天金』(旭川市)の「正油ラーメン」
『麺屋彩未』(札幌・美園駅)の「味噌らーめん」
『麺屋彩未』(札幌・美園駅)の「味噌らーめん」

『麺屋彩未』の味噌ラーメンと、『らーめんや 天金』『旭川らぅめん青葉本店』の醤油ラーメンは、それぞれ、ご当地麺〈札幌味噌〉と〈旭川醤油〉の代表格。『コクミンショクドウ』『雨は、やさしく』『中華そばカリフォルニア』では、作り手の技術の粋を凝らした最先端の1杯が堪能できる。