ラーメン官僚も絶賛する北綾瀬の新店『Made in Tokyoらーめん松』のカツオが香る至極の一杯とは?

ラーメン官僚も絶賛する北綾瀬の新店『Made in Tokyoらーめん松』のカツオが香る至極の一杯とは?
食楽web

 今回ご紹介するお店は、2022年4月21日に東京・北綾瀬にオープンした『Made in Tokyoらーめん松』です。

 場所は、北綾瀬駅(東京メトロ千代田線)、六町駅(つくばエクスプレス)から、徒歩15分程度。店舗の周辺エリアは、下町情緒が漂う住宅街です。すぐそばに激安スーパーとして有名な『ゑびすや商店・ABS卸売センター』があり、昭和情緒を残した趣深い建物外観が、絶好のランドマークとして機能しています。

センスの良さを感じさせるモノトーンの外観
センスの良さを感じさせるモノトーンの外観

 店主・松本氏は、『凪』(新宿)を皮切りに、『中華そば きび』(明大前)など、錚々たる都内の実力店で修業を重ねたベテランラーメン職人。特に、2013~17年まで『きび』の系列店『醤油らーめんきび太郎』(浅草)の店長だった時代に関わりを持ったラーメン好きも少なくないのではないでしょうか。そんな松本氏が今般、満を持して『らーめん松』を開業しました。

 修業時代から、その気さくな人柄と細やかな心遣いが、多くの作り手の中でも際立っていた松本店主。加えて『きび太郎』では店舗の運営全般を任されるなど、その腕は誰もが認めるところ。話題性は十分です。

 知り合いのラーメン好きも、オープン早々に『松』へと足を運び、松本氏が繰り出すラーメンのレベルの高さに舌を巻いていました。私もかねがね「これは早々に食べに行かなければ」と思っていたこともあり、某日、北綾瀬駅からお店へと向かうことにしました。

清潔感のある店内。ちなみに2階は居住スペースとして店主が生活を営んでいるとのこと。店舗と住宅を兼ねた物件ということですね(食楽web)
清潔感のある店内。ちなみに2階は居住スペースとして店主が生活を営んでいるとのこと。店舗と住宅を兼ねた物件ということですね(食楽web)

 北綾瀬駅から店までの道のりは、多少の“横移動”はあるものの、ほぼ一本道。歩みを進めるにつれて駅前の喧噪がどんどん遠ざかり、周囲の風景が住宅地へとスイッチしていきますが、気にする必要はありません。道を間違えたか? と不安に駆られる頃合いに、視界に『ゑびすや商店・ABS卸売センター』の特徴的な建物が現れます。ここまで来れば、目的地はもう目の前。同センターの隣に暖簾を掲げているのが、『らーめん松』です。