ネオクラシック中華そばの新星!『麺屋 龍』(足立区)の毎日食べたくなる醤油ラーメンとは?

ネオクラシック中華そばの新星!『麺屋 龍』(足立区)の毎日食べたくなる醤油ラーメンとは?
食楽web

 荒川区の日暮里駅と足立区の見沼代親水公園駅とを結ぶ、日暮里・舎人ライナー。両区の住民に密着した路線として親しまれる同ライナーは合わせて13の駅を擁しますが、今回ご紹介する『麺屋 龍』の最寄り駅・谷在家駅は、その中で5番目に一日平均乗降客が多い駅(1日当たり乗降客数1万人強)。

 13の駅の中にはJR山手線と接続する日暮里駅や西日暮里駅があるので、同沿線の駅としては、比較的よく活用されている駅と言えるでしょう。

 駅から道沿いをまっすぐ進み、店舗に着く直前にその道を右折すれば、やがて左手に見えてくるのが『麺屋龍』。

2020年12月1日オープン。店主は長らくイタリアン業界に身を置いた後、一念発起しラーメン職人へと転向。3年にわたる都内の有名店での修業を経て今に至る
2020年12月1日オープン。店主は長らくイタリアン業界に身を置いた後、一念発起しラーメン職人へと転向。3年にわたる都内の有名店での修業を経て今に至る

 さて、今回なぜ『麺屋 龍』に足を運んだのかというと、「谷在家駅の近くに、とんでもなくハイレベルなラーメンを出す店ができた」。そんな声が、昨年の年の瀬に、私の耳にチラホラと届き始めたからです。

 ここで、都内に拠点を置くラーメンマニアなら、ほぼ例外なく、このように感じたはずです。「谷在家と言えば『博多長浜らーめん いっき』が有名。『いっき』は、ずいぶん前に食べに行ったことがあるが、以来、駅に降り立ったことすらないな」と。

 それくらい、この谷在家駅という場所は、周りにラーメン店がないエリアなんです。『龍』の店主・梨本氏もこうおっしゃっています。「開業するにあたり、既存のラーメン店の数が少なく、かつ、足繁く通ってくれる人が多そうな住宅地を探していました」と。

 というわけで、店舗の場所の希少性と、流れてくる評判の良さに心惹かれ、居ても立ってもいられなくなり、『麺屋 龍』へと足を運ぶことにしたわけです。