すでに連日大行列! ラーメン官僚が推す『中華そば たた味』(小伝馬町)の「スタミナ中華」が旨すぎる!

平日昼のみ営業! ラーメン官僚が推す『中華そばたた味』(小伝馬町)の「スタミナ中華」が旨すぎる!
食楽web

 古き良き下町の情緒と近代的なビジネス街の活気とが絶妙な塩梅で交差し、行き交う人たちの息遣いが間近で聞こえてきそうな独特の雰囲気を形成する、中央区・小伝馬町。2021年3月31日、そんな小伝馬町の地に1軒のラーメン店が産声を上げました。

 そのお店の屋号は『中華そばたた味(たたみ)』。同店は2021年5月現在、土曜・日曜・祝日を除く平日の昼のみの営業(※2021年6月から試験的に土曜、日曜の営業も開始予定)。つまり、営業時間のハードルが極めて高く、折しものコロナ禍も相まって、常識的に考えて、生活拠点が近隣にない人たちがおいそれと足を運ぶことができるお店ではありません(※吉報です。本年6月より、営業日時を拡充するとの情報が店主から寄せられました! 訪問日が休日に限られる人のために土日祝日の営業を開始し、訪問時間が夕方以降に限られる人のために、平日夜営業を始動する予定)。

店舗の場所は、東京メトロ日比谷線・小伝馬町駅から150m弱。駅から徒歩2分もあれば店頭へとアクセス可能な好立地
店舗の場所は、東京メトロ日比谷線・小伝馬町駅から150m弱。駅から徒歩2分もあれば店頭へとアクセス可能な好立地

 ですが、蓋を開けてみれば、オープン初日以来、行列が絶える日がないほどの盛況ぶり(開店する1時間前から客が並び始める状況)。加えて、訪問された方々から続々と報告される『たた味』に対する感想が、おしなべて「どれだけ時間に余裕がなくとも、『たた味』には行くべきだ」、「初めて口にするタイプの味で、しかも、激ウマだった」など、ラーメン好きの琴線に触れるものばかり。

 このような高評価の嵐を華麗にスルーできる者は、もはや、ラーメンマニアではありません。開業から1ヶ月が経過する頃には、営業時間のハードルを理由に訪問を手控えることが(心情的に)困難な状態となっていました。

 というわけで私も万全を期して、開店1時間前に現地へ。この日も、開店30分前から徐々にお客さんが並び始め、開店直前の段階では、10名を超える行列ができていました。

 看板は、赤く映える「雷紋」が真っ白い空白部分をぐるりと取り囲む、一見屋号が書かれていないように見える面白い仕様。が、よく見ると、雷紋に溶け込むような形で『たた味』の屋号がしっかりと刻まれています。