隠れラーメン激戦区・本郷三丁目の大型新店『麺屋鈴春』で至極の「醤油らーめん」を食べてきた!

隠れラーメン激戦区・本郷三丁目の大型新店『麺屋鈴春』で至極の「醤油らーめん」を食べてきた!
食楽web

 2020年9月2日、本郷三丁目駅(東京メトロ丸ノ内線、都営地下鉄大江戸線)から徒歩3分程度という好立地に、1軒の新店が誕生しました。そのお店の屋号は『麺屋鈴春』。

 同店を切り盛りする鈴木店主は、東京都内を代表する新小岩の人気店『麺屋一燈』のご出身。『麺屋一燈』といえば、濃厚鶏白湯魚介ベースのラーメンとつけ麺を引っ提げて、2010年6月に創業。食べ手のニーズにピタリと合致した研ぎ澄まされた味わいが評判を呼び、瞬く間に全国クラスの知名度を獲得するに至った名店中の名店です。先般このコラムでご紹介した『麺屋yoshiki』とも同門に当たるお店です。

 また、『麺屋一燈』のラーメンは、カップ麺として全国各地のコンビニ等で幅広く販売されています。ラーメンがお好きな方であれば、実店舗のラーメンかカップ麺の少なくともどちらか一方は、お召し上がりになったことがあるのではないでしょうか。

 こんな名店で修業を重ね、長年にわたり同店を支えてきた鈴木氏が手掛ける1杯は、きっと、大いに期待できるはずだ! そんな確信に基づき早速、お店へと足を運んできました。

本郷通りと壱岐坂通りの交差点(壱岐坂上)のちょうど「袂」に相当する場所に佇んでいます
本郷通りと壱岐坂通りの交差点(壱岐坂上)のちょうど「袂」に相当する場所に佇んでいます

 ロケーションは、都内の主要道路のひとつ・本郷通りに面しているので、比較的分かりやすいです。特に、丸ノ内線本郷三丁目駅からであれば、よほどのことがない限り迷うことなくアクセスできるのではないでしょうか。

 白地に筆書きの行書体のような文字で描かれた『麺屋鈴春』の美しい文字。余計な装飾を排したシンプルな看板からセンスの良さが垣間見えます。『鈴春』の屋号は、店主の名字から「鈴」を、店主のご母堂の名前から「春」を採り繋ぎ合わせたもの。

 店前のボードに掲示された営業時間は、平日が11時から15時、18時から20時まで、土曜日が11時から15時まで。平日夜営業の存在が、特に社会人にとっては感涙もののありがたさです。