欲望を刺激する激ウマG系ラーメンを『ウチデノコヅチ』(経堂)で食べてきた!

欲望を刺激する激ウマG系ラーメンを『ウチデノコヅチ』(経堂)で食べてきた!
食楽web

 本年(2020年)6月11日、小田急経堂駅北口改札からわずか100m余りという超・好立地に、ガッツリ系ラーメンが食べられる新店がオープンしました。そのお店の名前は『ウチデノコヅチ』。

『ウチデノコヅチ』と言えば、それを振ることによって様々なものが出てくるという伝説の小槌の名前。有名な昔ばなし「一寸法師」のキーアイテム、七福神の1人である大黒天が持っている宝物として、日本人にはよく知られた存在ですね。

 こんな宝物の名前を屋号として掲げるお店は、どのような味のラーメンを出すんだろう? そんな実に単純な興味をきっかけに、同店について調査を重ねるうちに、同店はどうやら、極めてハイレベルなガッツリ系ラーメンを食べさせる店であることが、分かってきました。

 さらに、調査の過程で、店主である樋口氏が、都内でも指折りの二郎系の名店の店長を務めていた方であることも判明。『ウチデノコヅチ』の1杯は、修業元の味をどのように活かし、どんな点にオリジナリティを持たせたラーメンなんだろうか? 食べてみたいという欲求が極限にまで達し、気が付けば、経堂駅の改札に降り立っていました。

小田急線・経堂駅北口
小田急線・経堂駅北口

 駅の北口から100mほど歩を進めれば、もうお店(※)へとアクセスできます。どんなにゆっくりと歩いても、改札を出てから2分もあればお店の軒先に辿り着けるのは、大きな魅力ですね。人の往来で賑わう通りから少し中に入ったちょっと分かりにくい場所に入口があることもまた、秘密のアジトっぽくて、個人的には「アリ」な感じです(笑)。

店の入り口は、通りから脇道に入った場所にある
店の入り口は、通りから脇道に入った場所にある

 看板をよく見ると、大きな「打出の小槌」のロゴの中にラーメンのイラストが描き込まれています。続々と店内へと吸い込まれていく客に溶け込み、早速入店です!

 券売機には、基本メニューである「ラーメン」のほか、「味噌ラーメン」「つけ麺」のボタンがあり、それぞれ、麺量やトッピングを細かく選べるようになっています。

 中でも「パイカ」という豚バラ軟骨の煮込み、「紅つくね」という紅しょうがを練り込んだつくねは、『ウチデノコヅチ』ならではのトッピング! 「紅つくね」は、店のロゴが刻印された見た目にも可愛らしい一品で、基本の「ラーメン」にも1個入ります。

 無料トッピングは、食券に自分自身で「〇印」を付けて、選択する方式。麺の硬さ、ヤサイの量、アブラの量、味の濃さの4項目について、好みに応じたカスタマイズが可能です。