1杯に秘められた∞の可能性。トリコになる「中華そば」|『中華そば ふるいち』(羽村)

羽村生まれ・羽村育ちの店主が、多摩エリアのビッグネーム『ムタヒロ』での修業を経て、故郷に錦を飾る形で2020年10月4日に独立し開店したのがこの『中華そば ふるいち』だ。
汁そば・つけ麺・汁なしの王道3品をしっかりと揃えるが、初めに召し上がってもらいたいのが、券売機の筆頭を飾る「中華そば」。

鶏ガラ・豚ゲンコツ・煮干し・鯖節・鰹節等の馴染みの素材に加え、牛骨から出汁を採ることで、華やかな香りと芳醇なうま味を演出したスープは、飲み進めるにつれて、動物系素材に代わって煮干し素材の軸である「伊吹イリコ」の存在感が増しゆく、多素材共存型の仕様。
また、肉感豊かな吊し焼きチャーシューも、この1杯にとって必要不可欠な盛り立て役だ。