最強チャーハンはどれだ!? 王将、日高屋、バーミヤンなど有名中華チェーン8軒をガチ食べ比べ!

最高級ラードで生まれ変わった激ウマチャーハン!
『れんげ食堂Toshu』の「チャーハン」

495円
495円

 3店目は弁当チェーン『オリジン弁当』でお馴染みの『オリジン東秀』が展開している人気中華チェーン『れんげ食堂 Toshu/中華東秀』のチャーハンです。お店のノーマルなチャーハンを食すのはそれこそ10数年ぶりということで、まず元がどんな味だったのかすら覚えていない状況です。具材は玉子、ネギ、チャーシューに、刻んだナルトが入った『ぎょうざの満州』と同じ仕様です。

 レンゲですくってパクッ。ひと口目から旨みが濃い! 適度なしっとり感とパラパラ感は、2月のリニューアルから使われているカメリアラードのおかげでしょうか。ネギと刻みナルトが多めに入っており、ご飯以外の食感と旨みを加わえてくれます。こういう言い方も何ですが、中華チェーンのチャーハンがここまでハイレベルになっていることは本当に驚き。ボリュームもあるし、やはり“食べて損なし”の逸品でした。

●具材
玉子、ネギ、刻みナルト、チャーシュー

●味わい
塩味と胡椒は控え目、強い旨味

●特徴
オランダ産最高級ラード「カメリアラード」を使用

●DATA

『れんげ食堂Toshu』

https://www.toshu.co.jp/renge_toshu/index.html

絶妙なしっとり具合が堪らないハイレベルな一皿!
『大阪王将』の「チャーハン」

590円 ※店舗によって価格が異なります
590円 ※店舗によって価格が異なります

 4店目は、近年の町中華ブームをけん引した人気中華チェーン『大阪王将』の「五目炒飯」です。このお店はチャーハンのバリエーションが豊富で、「焼豚炒飯」や「キムチ炒飯」などレギュラーメニューが4~6種類、さらに先日実食した「TOKYO肉絲チャーハン」のような期間限定チャーハンもあるなど、とにかく充実しているのが特徴です。今回は他店と味を揃えるべく、基本仕様の「五目炒飯」をチョイスしました。

 具材は五目ということで、玉子、ネギ、チャーシュー、にんじん…までは確認できたんですが、あと一目がわかりませんでした。ただ、チャーシューとは肉質が違う肉が入っていたので、もしかしたらこれを含めての五目なのかも?(※後日調べてみたところ、某テレビ番組で「炒飯専用の熟成ミンチが入っている」と紹介されていました)。

 モヤモヤ感を残しながらも、レンゲですくってパクリ。油を感じさせるしっとり系食感の中に、もっちりしたお米の食感も加わります。ダマになっているわけではなく、パラパラにほぐれたお米の一粒一粒がもっちりしている感じで、イヤな味わいどころか上質な美味しさが口の中を満たします。にんじんの甘味やチャーシューの肉の旨みなど、いろいろな味わいが後から後から押し寄せてきます。これまでの3店とは趣が随分と違います。単純に具材が五目だからとは思えない美味しさです。レベル高!

●具材
玉子、ネギ、チャーシュー、にんじん、熟成ミンチ

●味わい
チャーシューの旨味とにんじんの甘味が広がる

●特徴
油多めのしっとりパラパラ仕上げ

●DATA

『大阪王将』

https://www.osaka-ohsho.com/