二度と行かない! 本当にあったレストランで受けた理不尽エピソード5選

事件ファイルNo.1:「コロッケ罵声事件」(営業・30代男性)

 休日に散歩をしていた時のこと。商店街の脇道にあるテイクアウト専門のコロッケ屋さんを見つけました。スマホで調べてみると、なかなか有名店のよう。美味しかったら家族の分も買って帰るつもりで、とりあえずコロッケを1個注文し、その場で食べてみようと思ったわけです。

 お店のおばちゃんにお代を払い、小さな紙袋に入れてくれたコロッケを受け取りました。そして、何気ない調子で「ここで食べてっていいですか?」と聞いてみたんです。すると間髪入れず、「絶対ダメです!!」と、耳を疑うような大声が。店のおばちゃんがものすごい剣幕で怒鳴ったのです。一瞬、キョトンとしてしまいました。よく見ると、店の壁には、確かに「コロナ感染予防対策のため、ここでは食べないでください」という貼り紙がしてありました。

 気づかなかった自分が悪いといえば悪いんでしょうが、あんなに罵る必要ある!? 客は自分ひとりだけだったんですよ。その時は少し呆然としてしまったんですが、後で思い返すと、思わずニヤニヤしてしまいます。「すいませんが、こんなご時世なのでご自宅でお召し上がりください」とかなんとか言えばいいだけなのに、「ダメです!」って(笑)。一体なぜあんなに大声で客を面罵する必要があるのか。謎に面白いエピソードとして友人たちには話しますが、まあ、二度と買わないでしょう。