二度と行かない! 本当にあったレストランで受けた理不尽エピソード5選

事件ファイルNo.4:「こっちが聞きたいよ事件」(派遣社員・30代女性)

 今年の5月中旬頃のことです。4月7日にコロナの感染拡大の影響を受けて国が緊急事態宣言が出してから、会社の近所の飲食店は臨時休業をしているところが多く、ランチはもっぱらテイクアウトばかり。その日も、近所のお弁当を買うために同僚と歩いていたんです。すると、以前、食べたことがあるビストロが店を開けているのが目に入りました。店先にはハムなどが並べられて、テイクアウトができるようです。美味しい店だったので、私と同僚が嬉しくなって何か買おうと選んでいると、店内の奥で食事をしている二人連れがいるのに気づきました。「あれ? イートインも再開したのかな」と思って、ご主人に聞いてみたんです。

 すると「いや、やってません」と言います。では、そろそろランチだけでも再開するのかなと思って、「いつ頃から再開するんですか?」と聞くと、今度は、「こっちが聞きたいくらいですよっ!」と強めに言い返されました。なんだか言葉を失いました。緊急事態宣言で一部店舗の休業要請が出ていて、お店にとっては確かにとても辛い状況なのはわかりますが、「さあ、まだなんとも言えないんですよね」とか言えばいいのに。あんな無愛想な返事をすることはない気がするんです。美味しい店だっただけに、がっかりしました。