マクドナルドはダイエット中も食べてOK! “神やせダイエット”の石本哲郎が教えるマックでやせるメニューの選び方とは?

メインのハンバーガー、高得点を狙うならコレ!

 では早速、マクドナルドのメニューを見ていきましょう。高得点をマークしたハンバーガーはこちらの2つ。

ハンバーガーとエグチがダイエット向きバーガーのツートップ
「ハンバーガー」と「エグチ」がダイエット向きバーガーのツートップ
カロリーたんぱく質(P)脂質(F)炭水化物(Ⅽ)
ハンバーガー256kcal12.8g9.4g30.3g
エグチ387kcal22.3g18.9g31.0g

 栄養成分表を見てみると、どちらもカロリーは全く問題なし! そしてたんぱく質量も「エグチ(エッグチーズバーガー)」はしっかり20gを超えてきています。これだけ単品で食べてもOKなくらい、優秀バーガーと言えますね。

ビーフパティと卵の入った高たんぱくバーガーのエグチ
ビーフパティと卵の入った高たんぱくバーガーのエグチ

 一方の「ハンバーガー」、実はたんぱく質量が足りていません。でも、心配ご無用。サイドメニューでたんぱく質を補ってあげればいいだけ。サイドの選び方に関しては後述しますが、メインのカロリーが低く抑えられているため、カロリーオーバーせずにサイドをプラスすることができます。シンプル・イズ・ベスト。余計なカロリーがのっていないからこそ、最もダイエット仕様にカスタマイズしやすいのがハンバーガーです。

ダイエットに不向きのNGバーガーは?

 逆に、ダイエットに向いていないハンバーガーはというと……こちら。

てりやきマックバーガーがワースト1
「てりやきマックバーガー」がワースト1

 ダイエットメニュー選びで重視すべきポイントは、三大栄養素であるたんぱく質(Protein)、脂質(Fat)、糖質(Carbohydrate)のPFCバランス。特に、たんぱく質の方が脂質よりも多いかが重要になります。

 ところが「てりやきマックバーガー」はなんと、脂質(30.2g)がたんぱく質(14.5g)の約2倍! ダイエット的にかなり不利な栄養配分となっております。しかも478kcalと高カロリー。これって他のメニューだと何に近いかというと、豚の角煮なんですね。めっちゃヤバイやつです。

 おそらくマヨネーズの脂質と照りの糖質のせいだと思われます。おいしいんですけどね……。栄養素だけを見れば、ぶっちぎりで良くないです。