ローソンは“若返り&やせ飯”の宝庫! “神やせダイエット”の石本哲郎が教えるコンビニダイエットの法則とは?

ローソンは“若返り&やせ飯”の宝庫! “神やせダイエット”の石本哲郎が教えるコンビニダイエットの法則とは?
食楽web

●外食しながらダイエットもアンチエイジングも叶えたい!そんな我儘な願いを叶えるべく、ボディメイクのプロ・石本哲郎さんが「若返りやせ飯」の選び方を伝授。今回のテーマは、「ローソン」で選ぶ優秀コンビニ飯です。

「ローソン」に存在するおにぎりの最高峰とは?

進化し続けるコンビニのおにぎり。種類も豊富で美味しい!
進化し続けるコンビニのおにぎり。種類も豊富で美味しい!

 コンビニの強みは、なんといっても組み合わせが自由にできること。例えば、おにぎり+サラダチキン+総菜などを組み合わせることで、PFCバランス(三大栄養素のたんぱく質、脂質、糖質)の良いメニューが完成します。基本ルールとしては、女性なら500kcal前後でたんぱく質が20~30g、男性なら700kcal前後でたんぱく質が30~40gになるように組み合わせればOKです。

 コンビニといえばやはり、「おにぎり」。種類も豊富でどれを選ぶべきか悩むかもしれませんが、ぶっちゃけ、たんぱく質量はどれも4~6gと大差がありません。おにぎりは糖質摂取のための商品と捉え、好きなおにぎりを食べちゃいましょう。

 ただし、シーチキンマヨなどのマヨネーズ系は脂質が高いため、性能が劣ります。どうしても食べたい場合は、他に組み合わせる商品で脂質の低いものを選ぶなど工夫しましょう。

 ストイックにおにぎりも意識して選びたいという方には、「食物繊維が摂れる 枝豆と塩昆布おにぎり」がおすすめ! 水溶性食物繊維が豊富に含まれる“もち麦”を使用しており、枝豆と海藻類からも食物繊維が摂れます。

食物繊維が4.7g摂れる「枝豆と塩昆布おにぎり」
食物繊維が4.7g摂れる「枝豆と塩昆布」おにぎり

 もち麦を使用したおにぎりは他のコンビニでも販売されていて、どれも同じく優秀なんですが、僕的にはローソンのこれがNo.1。味も性能もピカ一で、おにぎりの最高峰といっても過言ではないでしょう。ダイエットとかボディメイクとか関係なく、マジで旨い!

パン派にうれしい高スペック「ブランパン」

「小麦粉は太る」というイメージから、パンを食べたくてもダイエットのために我慢している方もいますよね。そんなパン派の方におすすめなのが、ローソンの「ブランパン」。ブランとは小麦粉にならなかった表皮部分のことで、米でいう糠のようなもの。普通のパンに比べ、食物繊維やビタミンミネラルなど栄養価が高く、低糖質です。

1個あたり食物繊維が5.9g摂れる「ブランパン(2個入)」
1個あたり食物繊維が5.9g摂れる「ブランパン(2個入)」

 1個あたりの栄養成分を見てみると、たんぱく質5.4g、脂質2.9g、糖質2.0gで68kcalと、なかなかのスペック。ダイエットにうってつけと飛びつきたくなりますが、実は食べるのに際し、ちょっと気をつけなきゃいけない点もあります。

 ブランに含まれている食物繊維は不溶性食物繊維のため、摂り過ぎると便が硬くなり、逆に便秘になってしまうことも。週2~3回食べるくらいなら問題ありませんが、ダイエットのためと毎日のように食べてしまうと、逆に腸内環境の悪化を招くことにも繋がります。ただ、ローソンの「ブランパン」には、水溶性食物繊維のイヌリンも添加されています。腸内環境を整えるには、水溶性と不溶性の両方の食物繊維を摂ることが理想的なので、その点でも性能が高いパンといえます。

ちょっとクセのある「ブランパン」ですが、食べているうちに味わい深くなっていくから不思議 サンプル画像。あとで差し替えます
左上はあんフランスパン。バターとあんこが挟まっていて、糖質や脂質が上がっている

 ただし、「ブラン」と書かれてるものが、全て健康的でダイエットに向いているというわけではありません。ブランの総菜パンとか、ブランの菓子パンなどは脂質がとんでもなく高いこともあるので、きちんと栄養成分を確認しましょう。もっとも性能が高く、他のメニューと自由に組み合わせられるのはやはり、定番のシンプルな「ブランパン」。2個食べてもたったの136kcalで、たんぱく質は10.8g摂れるため、不足分のたんぱく質を補っても、さらに好きな物を食べる余裕があります。

 その他、サンドイッチやトルティーヤ系も、200~300kcalでたんぱく質が10g前後摂れるものが多いですね。ダイエットに不向きと思われがちなパンですが、上手に選べば意外といけますよ!