いまコンビニ納豆が美味しすぎる! 大手コンビニの個性的な納豆を食べ比べてみた

各社の「極小粒納豆」を食べ比べてみた!

納豆の糸引き具合、タレとカラシの量に注目
納豆の糸引き具合、タレとカラシの量に注目

 ではさっそく3社の「極小粒納豆」を比較です。

 まずパッケージを開けた時点で、見た目の明らかな違いに気づきます。例えばセブンイレブン、ローソンは、すでに開けただけで白い糸を引いていますが、ファミリーマートの小粒納豆は、色が濃く、糸引きがありません。また、付属のタレやカラシは、ローソンが他の2つより多い。納豆量が他2つと比べて5g少ないのに、タレとカラシの割合は多いわけです。

 また、粒の大きさはほぼ同じですが、違うのは食感。この中ではファミリーマートが一番硬めで粒感がしっかりしています。反対に最も柔らかく感じるのはローソン。噛むとクニャリと粒が消えるタイプ。セブンイレブンはその中間といった感じです。

左からセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの納豆1粒。大きさはさほど変わらないけれど、食感が違う
左からセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの納豆1粒。大きさはさほど変わらないけれど、食感が違う

 さて、それぞれにタレ、カラシを投入し、30回箸でかき混ぜてみます。

 かき混ぜる手の感触として、一番軽くて泡立ちが早かったのはローソンです。一方、ファミリーマートはかき混ぜる手の感触に重たさがあり、30回ではあまり泡立たず、1粒1粒がつるんとしています。そしてその中間を行くのがセブンイレブン。

一番右のファミリーマートは、粒感がしっかりとしていて、かき混ぜた際にも、納豆1粒1粒がしっかりとしている
一番右のファミリーマートは、粒感がしっかりとしていて、かき混ぜた際にも、納豆1粒1粒がしっかりとしている

 いよいよ味です。印象の強い順に発表すると…

 ファミリーマートは、硬めの納豆の粒感で、はっきりした噛みごたえがあり、タレはやや甘め。ローソンは、非常に柔らかめの納豆の粒感なので、噛まなくてもスルスルッと飲むような感じ。納豆の量に対して、タレとカラシの量が多いので塩味がキツめ。そしてセブンイレブンは、ローソンと同様の柔らかめの粒で、食感は似ているものの、タレはカツオ出汁が効いていてまろやか。

 筆者の全体の感想をまとめて一覧表にしたので、参考にしてみてください。ちなみに、ごちゃごちゃとレビューしてきましたが、筆者の個人的な好みは、やっぱりご飯にかけたときに見事に一体化するローソンの納豆です。

ネバ感や味は比較であり、また個人的な感想ですので、興味ある方は実際に比較して試してください
ネバ感や味は比較であり、また個人的な感想ですので、興味ある方は実際に比較して試してください

 さて、各社では「極小粒納豆」以外にもオリジナルの納豆を出していて、これらはどれも個性を強く打ち出している納豆たちです。こちらもそれぞれレビューしてみました。