絶対ハズさない! 東京周辺の旨すぎる最旬「焼肉店」5選

金楽(東京・浅草)

(左)「タン」は驚きの分厚さで1,500円。しっかりと脂がのり、歯切れの良さがクセになる逸品。(右)厚さ1cm程にカットされながら、ほどけるようなやわらかさと旨味をもつ「ハラミ(塩)」950円
(左)「タン」は驚きの分厚さで1,500円。しっかりと脂がのり、歯切れの良さがクセになる逸品。(右)厚さ1cm程にカットされながら、ほどけるようなやわらかさと旨味をもつ「ハラミ(塩)」950円

炭火の香りを纏った分厚いハラミとタンが秀逸

 今では焼肉店がひしめき合う浅草の地で、1974年に開業した先駆け的存在の『金楽』。韓国は済州島出身の店主・金英哲さん夫妻が店を始め、現在は2人の息子夫妻らも共に支える、家族経営のアットホームな店として長年愛され続けているお店です。

 いまは亡き英哲さんの妻に代わり、店を切り盛りする長男の妻・任琴淑さんは「お父さんは味にとてもこだわる人で、肉や炭だけでなく、お母さんが作ってきたキムチやタレの味もしっかりと受け継いできました。建物は古いですけど、うちにしか無いこの味と雰囲気は残していきたいです」と話します。

 七輪には火力の強い岩手のナラ炭をセット。厚切りながらやわらかい肉は、特注の焼網でやや遠火になるよう高さ調整しています。英哲さんがこまめに炭や火力の具合を見て回る徹底ぶりには、老舗のプライドが垣間見えます。

昼からの通し営業のため、終日多くの人で賑わう
昼からの通し営業のため、終日多くの人で賑わう

 料理には手間と真心を込め、常に客目線であること。英哲さんの教えを守り続け、さらにその味を進化させている不動の存在です。

●SHOP INFO

金楽

店名:金楽

住:東京都台東区浅草1-15-4
TEL:03-3844-3357
営:12:00~23:00
休:第1~4火曜

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