絶対ハズさない! 東京周辺の旨すぎる最旬「焼肉店」5選

ホルモン千葉(東京・渋谷)

ホルモンの焼きから〆の麺まですべて料理人が目の前で作ってくれる贅沢
ホルモンの焼きから〆の麺まですべて料理人が目の前で作ってくれる贅沢

高級店には出せない「味」真のエンターテイメント焼肉

 京都のホルモン料理店『ホルモン千葉』が東京初の店舗として渋谷にオープンして2年半が経ちました。その人気ぶりは衰えることを知らず、開店前の行列は渋谷・宇田川町に当たり前の景色として溶け込んでいます。

 店内はコの字型のカウンター席のみ。訪れた人のほとんどが注文するのが「千葉コース」。中落ちの赤、マルチョウ(小腸)、アブタン(舌)、ツナギ(首)、タンコリ(喉)が盛りつけられたコク塩の皿、アブシン(心臓)、ホホニク(コメカミ)、ホソ(小腸)、アカセン(第四胃)を揉み込んだ黒ダレの皿、そして〆の麺までが盛り込まれたコースです。

醤油ベースの黒ダレは味噌などを調合し、甘みのある味わいに仕上がっている
醤油ベースの黒ダレは味噌などを調合し、甘みのある味わいに仕上がっている

 酒と、刺しを注文して飲んでいると目の前に鉄板が置かれ、肉が登場。ここでは焼き物はすべて料理人が焼き上げてくれます。「最高の焼き加減で食べ頃の瞬間を逃してほしくない」との強い思いからこの業態になったそう。杯を進めていく間に、完璧な火入れを施したホルモンが皿に盛られていきます。後は、部位ごとに食感や味わいの異なる肉をリズミカルに、そして一心不乱に食べるのみ。

 そして穴の開いた鉄板の下には、特製の黒ダレの器が。ホルモンを焼く時に出る旨味たっぷりの脂を一滴も逃したくないと、“肉汁口”のついた鉄板を考案し、〆の麺のためにタレを育てていくののです。ぽたりぽたりとタレの中に落ちていく脂を見ていると、麺への期待が高まるというもの。

千葉ダレで作る〆の麺を楽しみに肉を食らおう
千葉ダレで作る〆の麺を楽しみに肉を食らおう

 麺は京都発祥の店らしく、うどんか焼きそばからチョイス。肉の旨味が染み込んだ鉄板に生麺を焼き付けるように炒め、最後に肉の旨味が凝縮した黒ダレを投入し、卵を落として完成。具材は、黒豆もやしとキャベツのみ。肉が入らずともここまで満足度の高い焼きそばはなかなかお目にかかることができません。

●SHOP INFO

ホルモン千葉 外観

店名:ホルモン千葉

住:東京都渋谷区宇田川町37-12
TEL:03-3485-3257
営:17:00~23:00LO
休:木曜

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