ジューシーな「焼き豚」が約1時間で焼き上がる
せっかくなので、普段はなかなか作らない料理を作ってみましょう。オートメニューで作れる料理はいろいろありますが、まずは焼き豚に挑戦!
付属のレシピブックを参照に材料を用意します。最初に重要なのが、塊肉の大きさです。ロティモードで焼くときは専用のロティカゴに入れるので、そこに収まるサイズにしなければなりません。ここでは500g前後で厚さ5cm程度の豚肩ロースを用意しました。
ビニル袋に豚肉と砂糖50gを入れ、肉に砂糖をもみ込んで、15分ほど放置して砂糖を溶かします。皮を剥いて薄切りにしたにんにく10g、皮ごと薄切りにした生姜15g、3~4cmに切ったねぎの青い部分10g、しょうゆ150ml、酒大さじ2杯を合わせて漬け込みダレをビニル袋に入れてもみ込んだら、ビニル袋を密封し、涼しい場所で4時間ほど漬けましょう。このとき、両面がきちんと漬かるように、途中で上下をひっくり返してください。
漬け終えたら肉を取り出してキッチンペーパーで水分を拭き取り、ロティかごに入れます。あとは、ロティかごを載せた受け皿を庫内にセットし、オートメニューの「焼き豚」で焼きます。仕上がりは肉の厚みによって変えられるようになっており、今回は5cmなので「中」にしました。あとは「スタート」ボタンを押すだけ。オートメニューの場合、肉の大きさに応じて自動で調理時間が設定されます。
塊肉が焼かれる姿は、いくら眺めていても飽きません。ゆっくりと庫内で回転する肉の表面からは、ジュワジュワと油が出てきて、徐々に肉が焼けるいい香りが漂ってきます。約1時間の加熱中、煙はほとんど出ていません。それもそのはず、ロティサリーグリル&スモークには庫内の煙をファンで触媒フィルターへ誘導し、減煙・減臭された気体を外部に排出する仕組みがあるんです。フライパンで塊肉を焼くと部屋中が煙たくなりますが、そういった心配は一切ありません
こちらが完成した焼き豚。熱々のままカットして食べてみたところ、これがめちゃくちゃジューシーで美味! もちろん、冷めてから食べても肉の味がしっかり感じられて最高な酒のつまみになるのですが、熱々だとタレの味と香りも相まって白ごはんが恋しくなるおかずになっています。1本をあっという間に完食してしまったので、パーティーのときは立て続けにもう1本焼いても良さそうです。
これまで焼き豚は「お店で買うもの」だと思っていましたが、できたての焼き豚が楽しめるのはロティサリーグリル&スモークならではの強み。いや、お店以上においしい焼き豚が楽しめるといっても過言ではありません。