牛めしの松屋でダイエットできる! “神やせダイエット”の石本哲郎が教える松屋の「やせる注文法」とは?

「牛めし小盛」にたんぱく質を補強する最強サイドメニューは?

 牛めしの小盛は527kcalで、たんぱく質13.5g、脂質22.8g、炭水化物63.8gという栄養配分。小盛は並盛より30g以上炭水化物量を減らせるため、高たんぱくメニューと組み合わせることで、かなりPFCバランスのいいメニューに仕上げることができます。では早速、松屋の高たんぱくメニューを見ていきましょう。

[食楽web]
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 松屋はサイドメニューが充実しているため、豊富な選択肢の中から選べるのが大きな魅力。卵、納豆、冷奴、焼鮭は、どれも高たんぱく・低脂質なため、文句なくOKです。ただ、ソーセージエッグだけが微妙で、高たんぱく・高脂質になっちゃってます。実はソーセージは、ダイエット中の摂取には気をつけたほうがいい食品なんです。

手軽なたんぱく源「ソーセージ」の落とし穴とは?

 ソーセージ、ベーコン、ハムなど、手軽にたんぱく質を摂れる肉の加工食品は、日常に欠かせない食材。でも、このうちダイエットにOKなのはハムだけなんです。ハムは基本的に脂質が少ないため、ダイエットやボディメイクにも使い勝手の良い食材。一方、ベーコンやソーセージは脂質が多め。朝食のたんぱく質源としてガッツリ食べちゃうと、脂質を摂り過ぎることになるので注意が必要です。「ソーセージは危険!」という知識は持っておきましょう。

サイドメニューの「ソーセージエッグ」
サイドメニューの「ソーセージエッグ」

 ただ、松屋の場合は「ソーセージエッグ」。卵もついているので、そこまで悪くはありません。卵は「準完全栄養食」とも言われるほど栄養バランスの優れた食品。ビタミンCと食物繊維以外の全ての栄養が入った、マルチビタミンミネラル的存在です。その卵の栄養がプラスされるのと、ソーセージが1本と控えめなことを考え合わせると、まあOKかなという感じではあります。正直、ハムエッグだったら文句なくおすすめなんですけどね……。

 というわけで、上記に挙げた高たんぱくなサイドメニューなら、どれを選んでもOK。好きな物を食べて食事の満足度を上げたほうがストレスも少なく、ダイエット的にもプラスです。