京野菜から黒アワビまで!「京都の美食」を東京23区で堪能できる限定イベントが開催中

日本海に面した“海の京都”ならではの水産物も

 京都は日本三景のひとつである天橋立など、日本海にも面しているので、京都ならではの水産物も捕れます。京都府産の水産物として今回使われているのが、京さわら、アカガレイ、アカモク、養殖黒アワビなど。

こちらはアカガレイの笹巻き寿司。鮮度が落ちやすいので、かつては地元漁師しか楽しめない幻の味だった
こちらはアカガレイの笹巻き寿司。鮮度が落ちやすいので、かつては地元漁師しか楽しめない幻の味だった
アカモクは、ひじきと同じ仲間の海藻。シャキシャキした食感と、ヌメッとした粘りが特徴。味にクセがなく、椀物をはじめとするさまざまな料理に向く
アカモクは、ひじきと同じ仲間の海藻。シャキシャキした食感と、ヌメッとした粘りが特徴。味にクセがなく、椀物をはじめとするさまざまな料理に向く

 いろんな水産物が獲れることは何となく知っていましたが、黒アワビを養殖しているのには驚きました。養殖とはいえ、甘みが強くてしっかりした歯ごたえがあり、天然モノにも引けを取らないクオリティです。しかも、天然モノとは違い、肝に砂がかんでいることもないので調理がしやすいというメリットもあるそうです。

黒アワビ、アガレイ、さわらの刺し身。肝醤油で食べる黒アワビは、コリコリとした食感がたまらない。秋から冬にかけてのさわらは旬を迎えており、脂がのっていて甘みが強い
黒アワビ、アガレイ、さわらの刺し身。肝醤油で食べる黒アワビは、コリコリとした食感がたまらない。秋から冬にかけてのさわらは旬を迎えており、脂がのっていて甘みが強い

 今回はたん熊北店でのオリジナルメニューを紹介しましたが、各店舗で提供されるメニューは異なります。京都の冬の味覚を堪能して、食から京都の良さを知ってみてください。

(取材・文◎今西絢美)