日本一の魚屋チェーン!?『角上魚類』で絶対買いたい「神惣菜」7選

「普通はやらない」を、あえてやる『角上魚類』の惣菜

『角上魚類』業務部惣菜指導課・課長、佐藤光徳さん。角上魚類の本拠地・新潟県出身で、2001年に入社。会長から「好きにやれぇい」と言われて以来、角上魚類の惣菜を提案し続けているそうです
『角上魚類』業務部惣菜指導課・課長、佐藤光徳さん。角上魚類の本拠地・新潟県出身で、2001年に入社。会長から「好きにやれぇい」と言われて以来、角上魚類の惣菜を提案し続けているそうです

 まず、『角上魚類』の惣菜が、スーパーはもちろん、一般的な食堂やレストランよりも美味しいものを出せるのかの謎を聞いてみました。

「店頭で揚げ物を作る場合、普通なら別の場所で衣をつけ置きしするなどして、お店の厨房で揚げるのが一般的ですが、私たちはこの前段階から、お店で仕込むんですよ。例えばえびフライなら、殻がついているところから店頭で皮を剥き、筋を伸ばして、切り込みを入れたりした後、その場で衣をつけて揚げる。つまり、よそさまよりも手間をかけて揚げているというわけです」(佐藤課長)

衣をその場でつけた後、すぐに170度の油でカラッと揚げます
衣をその場でつけた後、すぐに170度の油でカラッと揚げます

 しかし、これだけの手間をかけるとなると、相応の手間や人件費がかかるはず。その上での低価格というのもまた謎です。

「コストで言うと、例えば『えびフライ』のような場合、確かに利幅は少ないです。しかし、だからと言って価格を上げるのはダメ。そこは他の惣菜商品との調整で、低価格を実現させています」(佐藤課長)

『角上魚類』の人気惣菜BEST 7

上が「ジャンボえびフライ」350円、下が通常の「えびフライ」150円
上が「ジャンボえびフライ」378円(税込)、下が通常の「えびフライ」162円(税込)

『角上魚類』の惣菜(弁当、南蛮漬けを除く)のうち、特に人気の惣菜をここで7つピックアップしていただきました。

 まず筆頭は、先ほども紹介したえびフライ。「ジャンボえびフライ」は全長約20cm、通常の「えびフライ」でも全長約16cmです。引き締まった海老の身と、適量の衣が絶妙のバランスです。

揚げ物の中では1、2を争うほど人気が高いという「たこ唐揚げ」(000円/100g)
揚げ物の中では1、2を争うほど人気が高いという「たこ唐揚げ」(411円/100g・税込)

 続いては、お酒のおつまみにピッタリな「たこから揚げ」。惣菜コーナーを持つ『角上魚類』のなかでは合計で月商約1200万円以上を売り上げる人気商品。ゴロッとした大ぶりのたこの切り身を薄めの衣で揚げたもので、くどさがなくたこの旨みを十分感じられる惣菜です。

(左)「甘えび唐揚げ」(000円/100g)。鮮魚コーナーでは刺身用として出ている甘えびが唐揚げに。(右)「豆あじ唐揚げ」(000円/100g)。晩酌のおつまみにピッタリの小魚惣菜
(左)「甘えび唐揚げ」(216円/100g・税込)。鮮魚コーナーでは刺身用として出ている甘えびが唐揚げに。(右)「豆あじ唐揚げ」(270円/100g・税込)。晩酌のおつまみにピッタリの小魚惣菜

 さらに、やはり鮮魚コーナーでも売られていた「甘えび」「豆あじ」をから揚げにしたものも。「甘えび」はカリッと揚げられているので、頭から尻尾まで丸ごといただけます。また、「豆あじ」も衣が香ばしく、身にも苦味がなく、こちらも止まらなくなる味です。