辿り着くのは大変だけど、感動はひとしお!神戸の市場食堂で最高の「お刺身定食」を食べてきた

辿り着くのは大変だけど、感動はひとしお!神戸の市場食堂で最高の「お刺身定食」を食べてきた
食楽web

 朝ご飯を食べるシチュエーションで、高いポテンシャルを誇るのが市場。

 関西の市場の朝ごはん事情を調べていると、とんでもない量のお刺身定食を食べられる穴場的なお店を神戸に発見! 実際に食べに行ってきました。

『神戸市中央卸売市場 東部市場 食堂』へのアクセスは?

深江駅から歩く事20分弱、ようやく到着の神戸市中央卸売市場東部市場
深江駅から歩く事20分弱、ようやく到着の神戸市中央卸売市場東部市場

 今回の朝ごはんの穴場、市場。朝早くからやっていて、食に携わる人の多い市場のご飯なので美味しいのは当然ですが、ちょっと入りづらくなかなかハードルが高いのも事実。

 今回紹介するお店は、そういった意味でもかなり高難易度だけど、朝ごはんのクオリティーは最高という、まさに超穴場的なお店となっています。

 本日朝ごはんを食べにやってきたのは、兵庫県の深江駅。阪神電車でいうと芦屋の一つ西隣の駅で、大阪と三宮の中間くらいにある町となっています。

 店舗情報では駅からかなり南、海上の埋め立て島の中にある「神戸市中央卸売市場 東部市場」の中にあるとのこと。地図を頼りに歩きだすと、市場近くということもあってトラックがバンバン通っています。駅から伸びる道を南へ南へ進んで大きな歩道橋を越え、橋を渡って20分ほど歩くと無事に市場に到着。

 なのですが、建物の前に立っても飲食店のありそうな雰囲気はゼロ。入口すぐの管理棟の守衛の人に恐る恐るお店を確認すると、行き方を教えてくれたので確かにお店は存在しているようです。

らせん階段というちょっと非日常が味わえる舞台を進む
らせん階段というちょっと非日常が味わえる舞台を進む

 教えてもらった通り、管理棟裏のらせん階段を登って高架になっている渡り廊下を進み、隣の棟へ。途中、海と兵庫の山々が一望できる絶景が広がっていました。

打ち合わせか面接か市役所での手続きか? という雰囲気の廊下
打ち合わせか面接か市役所での手続きか? という雰囲気の廊下

 そしてお店のある棟へ到着したのですが、まだお店のある雰囲気はなし。しいて言うと、市役所館内のような廊下を進むとようやく食堂を発見しました。

営業中の文字がなければたぶん気付かないお店の入り口
営業中の文字がなければたぶん気付かないお店の入り口

 こちらがお目当てのお店入り口。ちなみに中に入っても社員食堂のような感じ、というか市場で働く人用の食堂が一般開放されているというスタンスのお店らしいです。

ここは会議室ではなく飲食店
ここは会議室ではなく飲食店

 しかも筆者、朝イチの9時に行って一番乗りだったので、お店の人に声を掛けてもらうまでごはんが食べられるか不安は消えませんでした。