関東・新潟などで全22店舗を展開する巨大魚屋チェーン『角上魚類』。いずれの店でも、スーパーマーケットよりもはるかに安く鮮度の良い魚ばかりがズラリと並んでおり、店舗のあるエリアでは入店する車で渋滞が起きるほどの絶大な人気を博しています。
『角上魚類』のスタートは1974年。新潟の静かな漁師町・寺泊の砂浜に突如ポツンと出店された、小さな魚店が発端です。
これこそが『角上魚類』の第一号店で、創業当初から「新鮮な魚を安く販売する」「海水浴などで遊びに来た人に対して、地元で獲れた魚介類を『浜焼き』として販売」することで人気を博し、寺泊を新潟の観光名所の一つに導きました。また、同店の繁盛をきっかけに、関東圏進出にも至り、現在の絶大な支持を得ることになりました。
いわば“『角上魚類』の聖地”と言って良い新潟・寺泊の『角上魚類 本店』ですが、お店は現在もなお元気に営業しています。
関東圏にある巨大なテナントに比べればそのスペースは小さいものの、「本店でしか味わうことができない」浜焼きや汁モノ、さらに鮮度が良いからこそ実現できる生牡蠣などがあるそうです。というわけで、関越道を4時間、“『角上魚類』の聖地”に行ってみることにしました!