【食楽検証】どこの「牛すき定食」がウマい!? 吉野家、すき家、やよい軒の「牛すき定食」をガチ食べ比べ!

卵2個でリッチな気分に!『すき家』の「牛すき鍋定食」

「牛すき鍋定食」並盛850円、ご飯大盛り880円、ご飯小盛り820円、肉2倍盛+240円
「牛すき鍋定食」並盛850円、ご飯大盛り880円、ご飯小盛り820円、肉2倍盛+240円

 続いては『すき家』で提供中の「牛すき鍋定食」です。こちらの構成は牛肉、野菜(白菜、にんじん、長ネギ、玉ねぎ)と、しらたき、うどん、生卵が2個、そしてご飯となっています。普段の食事でも生卵は1個がほとんどというか、そもそもが火を通す料理(チャーハンや親子丼、ゆで玉子)でしか2個も使わないだけに、店員さんがメニューをテーブルに置いたところで「おおっ」と思わず声が出てしまいました。これに関しては文句なしのプラスポイントです。

卵が2個なのでセーブせずに使えるのが嬉しい
卵が2個なのでセーブせずに使えるのが嬉しい

 さて肝心のすき鍋の方ですが、牛肉は明らかに「牛めし」の肉そのまま。特製割り下の味わいが加わった分、濃い目の味わいになっています。溶いた卵をしっかり纏わせていただけば、黄身のコクがマイルドさとすき焼き食べてる感を演出。じゅんじゅんに割り下が染みた野菜、『吉野家』のきしめんよりも多めに入っているうどんも遠慮することなく溶き卵をくぐらせ、美味しく食べていきます。

 そして卵の黄身を減らしたところで、2個目の生卵を割って補填。卵1個を追加しただけなのに、リッチ感が半端ないです(笑)。特製割り下の味の濃さが強めなので、むしろ卵は2個あって然るべしな感じがします。

 すき焼き鍋らしいボリューミーな構成に比べると、やはり気になるのがご飯の量。並盛だと確実に鍋の具材が余ります。早めに溶き卵を鍋に入れて牛とじにする手を選ぶか、素直にご飯を追加オーダーしてすき鍋を楽しむか。この辺は食べてる最中のお腹の満足度や満腹度との兼ね合いになってきそうですね。

●長所
・固形燃料で食べ終わりまでアツアツ
・肉の量とうどんの量が多め
・生玉子が2個

●短所
・ご飯の量が物足りない
・豆腐がない

●DATA

『すき家』牛すき鍋定食

期間:2022年11月4日(金)~2023年1月中旬(予定)
販売:一部店舗を除く全国の『すき家』
https://www.sukiya.jp/
※価格は全て税込(イートイン・テイクアウト共通)
※店舗によって取扱いメニューと価格が異なる場合があります