【食楽検証】王子駅が「玉子(たまご)駅」になってる! 卵かけごはんを食べてブランド卵の旨さを比較してみた

白身からゆずの香り!? 不思議な風味の「ゆずたま」

 続いていただくのは、高知県産の「ゆずたま」。高知県馬路村産といえばゆずの産地として有名ですが、こちらの卵は、ほのかにゆずの香りがすることが特徴なんだとか。

 一見普通の卵なのですが、割ってご飯の上でかき混ぜてみると、ほんのりとゆずの香りが立ち昇ってきます。なんとも不思議な卵ですが、飼料としてゆずの皮を与えていることから、白身にゆずの香りがついているのだとか。卵独特の生臭さがゆずの香りによってカバーされているので、生卵が苦手な人でも美味しく食べられそうです。

 推奨されている食べ方は、ゆずの香りをより楽しめる塩。さっぱりとした味わいで、なんとも爽やかな卵かけご飯がいただけます。肉料理との相性もいいので「たまごかけごはん専用コンビーフ」にもよく合います。そのほか、ローストビーフ丼などにもおすすめだそうですよ。

塩味と旨味のバランスが絶妙!大きな黄身の「能勢おうはんの玉子」

 最後にいただくのは、「能勢おうはんの玉子」。卵の大きさはやや小さめなものの、黄身はビッグサイズ! 「名古屋コーチン」と同じく、黄身の割合が多いことが特徴の卵です。

 割り入れた卵をかき混ぜると、ご飯が鮮やかな黄色に染まっていきます。なんとも食欲を掻き立てる色合い……! 鰹節のダシガラと、地域のお米や木酢液をブレンドした飼料によって生まれた卵は、ほのかな塩味とほどよい旨味のバランスが絶妙。上品な味わいで、最後まで飽きることなく楽しめました。

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 今回ご紹介した卵のほかにも、期間中だけでは味わい尽くせないほどの数のブランド卵が『幻の卵屋さん』で販売中。もちろん、卵かけご飯だけでなく、ゆで卵やオムレツなど、ほかの卵料理でも美味しく食べられるものばかりなので、ぜひ期間中にお気に入りを見つけてみてくださいね。

●DATA

日本たまごかけごはん研究所

https://www.japan-tkg.jp/