【食楽検証】王子駅が「玉子(たまご)駅」になってる! 卵かけごはんを食べてブランド卵の旨さを比較してみた

【実食】コンビーフとの相性も抜群! 白身までプリプリの「日本一こだわり卵」

 帰宅後、土鍋でご飯を炊き、卵かけご飯を食べる準備は万端。お恥ずかしながら、普段はプラスチックパックに詰められた1パック198円の激安卵をドラッグストアで購入している筆者は、ついかわいい紙パックに詰められた卵に興奮してしまいます。

 まずは、「日本一こだわり卵」からいただきましょう。兵庫県産のこちらの卵は、『幻の卵屋さん』を主催する『日本たまごかけごはん研究所』による第1回「たまごかけごはん祭り」イベントで、堂々の一位に輝いた卵だそう。鮮やかなオレンジ色の黄身が特徴です。

 醤油を少し落としてかき混ぜてみると……明らかに普段食べている卵とは抵抗力が違う! 黄身だけでなく、白身までプリプリなんです。

 さっぱりとしていて、コクのある旨味が後から抜けていくような印象。今回、『幻の卵屋さん』のレジで販売されていた「たまごかけごはん専用コンビーフ」も購入し、それぞれの卵かけごはんにちょい足ししてみましたが、もっとも相性がいいのはこちらの卵でした。

410円(税抜)
410円(税抜)

 牛肉100%のジューシーなコンビーフを、かつおと昆布だしで柔らかく仕上げたこちらは、マイルドな塩味と旨味のある脂が特徴的。卵かけごはんがメイン料理になりそうなほど贅沢な味わいに変身します。

黄身が箸で持ち上がる!濃厚なコッテリ系卵「名古屋コーチン」

 続いては、言わずと知れたブランド鶏「名古屋コーチン」の卵をいただいてみましょう。地鶏専門店などで鶏肉は味わったことがありますが、筆者が生卵の「名古屋コーチン」をいただくのは今回が初めて。さっそく割ってみると、濃いオレンジ色の大きな黄身に驚きました。

 そう、「名古屋コーチン」といえば、なんと言っても弾力のある黄身が特徴。その弾力の強さは、黄身を潰してかき混ぜようとしても、なかなか潰れないほど! 箸で持ち上げることもできそうです。

 濃厚でコクのある味わいで、白身が少ないせいか、ねっとりとした食感なことも印象的。コッテリ系の卵が好きな人には、断然おすすめの卵です!