4種類のハンバーガーそれぞれに合うビールとは！？
ハンバーガー代表は、NY発のグルメバーガーとしてお馴染みの「Shake Shack（シェイクシャック）」。かたやクラフトビールの代表は「ブルックリンブルワリー」。ともに同郷である2ブランドは、今や日本でも押しも押されもせぬ人気となっているのはご存知のとおり。
そんな「Shake Shack」の人気メニューから、今回は4種類のハンバーガーをチョイス。ブルックリンブルワリーの定番ビールである「ブルックリンラガー」と、「Shake Shack」のために作られたオリジナルビール「シャックマイスターエール」、それぞれとのペアリングを試してみました。
最初に挑戦したのは、定番の「Shack Burger」と「シャックマイスターエール」の組み合わせ。こちら、ジューシーな肉汁とチーズの濃厚な味わいが特徴のバーガーです。そして「シャックマイスターエール」は麦芽の甘みと爽やかな香りが楽しめるエールタイプのビール。
ハンバーガーの濃厚な余韻が残っているうちにビールを喉に流し込むと、爽やかさと相まって後味すっきり。前述の通り、「シャックマイスターエール」は「Shack Burger」に最適化して造られているだけあって、まさに定番×定番の鉄板ペアリングに感じました。
次に、同じく「シャックマイスターエール」と「Shroom Burger」の組み合わせにトライします。パティは不使用で、3種のチーズをポートベローマッシュルームで包んで揚げたフライがインしています。チーズとマッシュルームの濃厚さがクセになる味わいで、サクサクした食感がたまりません。「シャックマイスターエール」との相性は言わずもがな。チーズとマッシュルームの旨みをエールが十分に引き立たせてくれ、最後に爽快な後味で口中をリセットしてくれるイメージです。
けっこうお腹も膨れてきましたが、いざ後半戦へ！ 次は「ブルックリンラガー」と残りの人気メニューに挑戦します。まずはチーズバーガーをベースに、ベーコン、チリペッパー、シャックソースでいただくベーコンチーズバーガー「SmokeShack」。
いざ口にすると、肉々しいパティとベーコンの香ばしいスモーキーな味わいが一気に広がります。すかさず「ブルックリンラガー」をひと口ゴクリ。心地よいハーバル感のあるラガービールの風味と絶妙にマッチ。めちゃくちゃ合います！ ベーコンの旨みがより強く引き出され、これぞペアリングの醍醐味！ と思わず感激。
そして最後に試したのが、期間限定の「Dark Meat Hot Chicken」とのペアリング。唐辛子系のスパイスをまぶした鶏モモ肉のフライを特製の辛味ドレッシングで仕込み、ピクルスをトッピングしたバーガーです。柔らかくジューシーな鶏肉の旨みとスパイシーさ、そして「ブルックリンラガー」から感じられるハーバルな風味が、まさに“スパイス＆ハーブ”なイメージ。これまた口の中でお互いを高め合う、最高の組み合わせでした。
今回、ペアリングに挑戦して分かったのは、下記の2点。
1．爽快でスッキリした後味のビール（今回は「シャックマイスターエール」）は、濃厚なチーズや肉類などと相性が良い
2．ハーバルな風味が特徴のビール（今回は「ブルックリンラガー」）には、スモーキーでスパイシーな味わいのバーガーがマッチする
ちなみに今回で言えば、個人的には「SmokeShack」と「ブルックリンラガー」の組み合わせがベストマッチだと感じました。
ペアリングを実際に店で試せるイベントを実施！
そして、実は今回ご紹介したペアリングを実際に楽しめるペアリング体験イベント「Burger’n’Brews」が7月11日（月）18時30分～シェイクシャック東京国際フォーラム店にて初開催されます。ハンバーガーとクラフトビールという至高のペアリングを試してみたいという人は、ぜひシェイクシャックWEB SHOPのホームページをチェックしてみてください。バーガー×ビールの新たな楽しみ方が発見できると思いますよ。
（取材・文◎室井康裕）
ブルックリンブルワリー
