大豆ミートの次はこれが流行る! プラントベースエッグ「UMAMI EGG」が卵そのものの美味しさだった

コレステロールフリーなのにタンパク質源にある奇跡の卵!

 アレルギー28品目全てに対応した「UMAMI EGG」。袋から開けて容器から漂う香りが、卵の黄身そのもの! 発酵技術を応用して作られた麹菌等の酵素を活用することで、野菜からの旨みを抽出。風味や食感を限りなく卵に近づけた商品です。

 原材料はこんにゃく粉をはじめ、かぼちゃ粉末、みかん粉末、きくらげ旨味パウダーなど。「UMAMI EGG」は25gに対して、無調整豆乳500mlを用意します。

 ハンドブレンダーで攪拌後、30分待つことでこんにゃくが凝固していきます。ヘラで掬えるようになったら準備完了です。

 大きめのフライパンに油を多めにひき、強火で加熱調理します。水分が抜けていくと、段々とまとまりよくなり、表面もカリッと焼けてきました。

 見た目は卵そっくり! おやきのような感じで、ケチャップとの相性もいいです。多少こんにゃくのもっちりした食感があり、普通の卵を食べ慣れている人からすると多少違和感があるかもしれません。

 しかしながら味にしっかり旨みがあり、食感も卵っぽい。あらゆる理由から卵を食べられない人にとっては救世主となることでしょう。

 スクランブル状に焼いた卵は、ォークで細かくした後、豆乳マヨネーズとコショウで味付けしてみました。これは限りなく卵サラダに近い味わい。風味も口当たりも普通の卵サラダと遜色なく、パンに挟んだ状態で出されたら気が付かないレベルです。

 アレルギーに限らず、コレステロールが気になる人やハラールフードとしても活用できる画期的なプラントベース食品でした。「UMAMI EGG」の今後に注目したいですね。

(撮影・文◎亀井亜衣子)