日本初の「ハンドドリップだし」が味わえる『ON THE UMAMI』に行ってきた!

新潟のだしメーカーがオープンしたコンセプトショップ。日本初「ハンドドリップだし」とは?
食楽web

 日本人が古来より慣れ親しんだ日本食の基本であるだしの味。その根幹をなす「旨み」という言葉は、今や世界の共通言語であり、和食がユネスコ文化遺産に登録され、ここ数年で海外の日本食の店が飛躍的に増えるなど、日本のだし文化は世界的な広がりを見せています。

 そんなだしにまつわるさまざまな商品を集めた『ON THE UMAMI』が昨年11月に新宿マルイ本館にオープン。最近流行りのだしのお店とは何が違うのか? “ハンドドリップだし”とは? 魅力を探ってきました。

だしのプロに認められる老舗メーカー

 『ON THE UMAMI』を手掛けるのは、新潟に本社を置く株式会社フタバ。料亭やレストランなどプロを相手に、60年以上もだしをつくり続けてきた老舗メーカーです。業務用だしの製造で長年培われた職人の感性や経験と、味覚センサーによる「旨み」成分の分析という科学的見地。この2つの異なる側面から開発された約100点もの商品が、『ON THE UMAMI』の店内には並んでいます。

 中でも今回注目したのは、店内の一角で提供されている日本初の「ハンドドリップだし」。コーヒーのようにドリップした淹れたてのだしを、スープ感覚で味わうという、スタイリッシュで新しいだしの楽しみ方です。