【京都グルメ旅】京都でしか味わえない不思議な卵とじ丼「湯葉納豆丼」の魅力とは?

納豆入りの湯葉丼というここだけメニュー

「湯葉納豆丼」900円。山椒も添えられ、味変も楽しめます
「湯葉納豆丼」900円。山椒も添えられ、味変も楽しめます

 こちらが湯葉丼のアレンジメニューである「湯葉納豆丼」。そう、湯葉丼の新たなバリエーションというのは、納豆入りの湯葉丼のことでした。

 最初のインパクトで、かなり納豆の香りがしてきます。料理にトッピングするにしても、加熱して食べる機会の少ない納豆なので、温かくなって強まった香りにまず少しビックリすると思います。

 それでは改めていただきます。まず、丼全体に湯葉の食感を感じました。上質な湯葉が贅沢にたっぷりと使用されていて、湯葉特有のプルモチ食感がしっかり堪能でき、湯葉好きにはたまらない。そこに玉子のふんわり食感とコクがプラスされ、プルプルフワフワのおいしい丼となっています。

 その食感の中に混じっているのが、納豆。香りの時点で存在感の強かった納豆は、食感や味としても存在感が強い。納豆の持つ若干の苦みのようなコクと豆独特の食感がプラスされ、大豆プラス大豆というヘルシーな素材だけでボリュームアップに成功しています。

京都らしい料理にワンアクセントで記憶に残る料理に

[食楽web]
[食楽web]

「湯葉納豆丼」における納豆は、苦手な人からすると「コイツさえいなければ」と感じ、納豆好きには「よくぞ、いてくれた」と感じられるような存在。京都らしい料理にアクセントとインパクトが加わり、記憶に強く残る料理となっているので京都旅行中のランチにもオススメです。

 もちろん、納豆抜きのノーマル仕様の湯葉丼もあるので、納豆が苦手な人には、そちらをお召し上がりください。

 なお、湯葉丼のほかに、甘味に加えてカレーライスやオムライスなど一般的な洋食メニューもあるので、京都旅行の西本願寺散策コースのお昼休憩としても最適なお店となっています。

(撮影・文◎けいたろう)

●SHOP INFO

ICHOYA(イチョウヤ)

住:京都府京都市下京区堀川通西本願寺前
TEL:075-371-6665
営:10:00~16:00、17:30~24:00
休:月曜
https://www.ichoya.jp/

●著者プロフィール

けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。