昨今、大いに盛り上がりを見せているキャンプ。密を避けられるだけでなく、自然と一体となることで得られる「開放感」や「癒やし」は、一度体験するとやみつきになりますよね。そんなキャンプに欠かせないのが焚き火。燃え盛る焚き火を眺めながら飲む一杯の酒には、ロマンが詰まっているといっても過言ではありません。
そこで今回は、ソロキャンパーとしてYou Tubeなどでも活躍しているタレント・じゅんいちダビッドソンさんのソロキャンプに同行。「焚き火とお酒」をテーマに、ソロキャンプの魅力について熱く語っていただきました。
柑橘系の香り際立つハイボール片手に設営準備
「お酒が飲めないならキャンプはしない」「ソロキャンプにお酒はマスト」と語るのは、今回のキャンプのお供に選んだシングルモルト「キルホーマン マキヤーベイ」を手にするじゅんいちさん。個性的なボトルをじっくりと眺めつつ、
「キャンプに持参するお酒はさまざまですが、最近は最初にビールを軽く飲んで、その後にハイボールを飲むことが多いかな。このシングルモルトはアイラですね。今から楽しみ」と期待を膨らませます。
ちなみにシングルモルトとは、モルト(大麦)100%の原材料でつくられたモルトウイスキーの中でも、単一の蒸溜所の原酒のみを使用したもの。なかでもシングルモルトの一大産地であるスコットランドのアイラ島で生まれるアイラモルトの特徴は、独特のピート香とスモーキーな味わいだと言われています。
「キルホーマン マキヤーベイ」が生まれたのはそのアイラ島。キルホーマンの創業は2005年という、島で2番目に新しい蒸溜所です。そんなこだわりのアイラモルトを口にした、じゅんいちさんの感想は果たして……。
さっそく愛車からキャンプ用具をおろし、手際よくテントを張るじゅんいちさん。その手前にはテーブルに用意された「キルホーマン マキヤーベイ」が。まずはハイボールを楽しむ魂胆のようです。
「いざキャンプ地について、テントを張る場所を決めたら道具をおろすやいなや飲み始めることも多いですよ。非日常へのスイッチが入る瞬間ですね」
ハイボールの作り方も手慣れたもの。グラスに氷を入れて炭酸水を注いだら、「キルホーマン マキヤーベイ」をゆっくりと氷に当てるように注ぎ、フロートさせます。最後にスプーンをゆっくりと差し込み、底面を数回たたくように軽くかき混ぜたら完成です。
最初にハイボールの香りを楽しんだあと、ハイボールを口に含んだじゅんいちさん。「華やかな香りが楽しめるのがハイボールの醍醐味。これは想像よりも遥かにフルーティーで上品な香りですね」と満足げな表情。
さらに飲みながら作業を続け、ほどなくテントは完成。ここからがソロキャンプの本番です。