ラーメン官僚が悶絶! 目黒の注目店『えーちゃん食堂』のスゴい“香り”のラーメンが旨いワケ

佐藤栄市店主のプロフィール

・ほぼ独学の状態で、練馬区(大泉学園)にて『初代えーいち』を月に一度、間借り営業。その後、『株式会社凪スピリッツ』に入社し、職人としての腕を徹底的に磨き上げる。

・『ラーメン凪』での修業時代に、惠本将裕氏(同氏も『凪』の出身)から「自由に味づくり、店づくりをして構わない」と言われたことを契機に、惠本氏が率いるグループへと移籍。『らーめん惠本将裕(2014年9月開業・中目黒)』、同店のフルリニューアル店舗である『中華そばえもと(2021年3月開業・中目黒)』の店長を歴任する。

・『中華そばえもと』閉店後、『まるえ中華そば(巣鴨)』での勤務を経て、2023年4月、『えーちゃん食堂(不動前)』の店主として待望の独立を果たす。『えーちゃん食堂』の営業時間は早朝から昼までと変則的だが、店主の味を求め、日々、多くのファンがお店へと詰め掛けている。

・営業時間が朝7時半~13時と変則的である理由は、「近隣に『ラーメン二郎目黒店』、『支那そばかづ屋』など、錚々たる名店が建ち並んでいるので、それらのお店と競合しない時間帯に営業し、着実にお客さんからの支持を獲得していきたい」との想いから。

・修業時代は『惠本グループ』におけるラーメンづくりの要の部分を任されるなど、佐藤氏の腕の良さには定評があり、日頃から付き合いがあるラーメンマニアの知人を含め、同氏の独立開業を待ち侘びていた者は多数。

●SHOP INFO

店名:えーちゃん食堂

住:東京都目黒区下目黒3-4-6 サンライズ目黒1F
TEL:非公開
営:7:30~13:00(材料無くなり次第終了)
休:水曜、不定期で火曜

●著者プロフィール

田中一明
「フリークを超越した「超・ラーメンフリーク」として、自他ともに認める存在。ラーメンの探求をライフワークとし、新店の開拓、知られざる良店の発掘から、地元に根付いた実力店の紹介に至るまで、ラーメンの魅力を、多面的な角度から紹介。「アウトプットは、着実なインプットの土台があってこそ説得力を持つ」という信条から、年間700杯を超えるラーメンを、エリアを問わず実食。47都道府県のラーメン店を制覇し、現在は各市町村に根付く優良店を精力的に発掘中。