スイーツも推理小説も楽しめる!? 喫茶店マニアが惚れ込む昭和モダンなカフェ『黒猫亭』の魅力とは?

おすすめの日本酒と自家製ケーキのマリアージュ

 日本酒の銘柄は、その時々で変わります。迷った場合は、自分の好みなどを相談しておすすめを選ぶのが間違いないと思います。

「富翁 純米酒 プルミエアムール」800円、「レッドベルベット」550円
「富翁 純米酒 プルミエアムール」800円、「レッドベルベット」550円

 この日の日本酒の中から、おすすめの京都・伏見の蔵元「富翁 純米酒 プルミエアムール」をチョイス。甘口ですが酸味があり後味すっきりで、まるで白ワインのような日本酒で美味しい。これは日本酒が苦手な人でも好きな味わいだと思います。

 自家製スイーツは、定番の「黒猫亭プリン」の他に入れ替わりで3種類ほどがラインナップ。この日は他に「うめケーキ」と「本みりんアフォガート」がありましたが、黒猫は真紅のケーキ「レッドベルベット」をチョイスしました。19世紀にイギリスで誕生したと言われ、今ではアメリカやイギリスなどで定番のケーキ。しっとりと口どけ良い「レッドベルベット」をひと口。そして日本酒をひと口。ウマっ!

 甘さ控えめの「レッドベルベット」に、日本酒の甘さが加わりウマウマ倍増♪口どけ良い「レッドベルベット」が、さらにスーッと消えて後味すっきりで大満足のマリアージュです。日本酒とケーキは都度入れ替わるので、行くたびに新しい組み合わせを楽しめますね。

クリームソーダとプリンも最高

「黒猫亭プリン」480円、「クリームソーダ」780円
「黒猫亭プリン」480円、「クリームソーダ」780円

 もちろんお酒抜きで楽しむことも出来ます。1番人気の組み合わせは、プリンとクリームソーダ。クリームソーダは、グリーンのメロンソーダが定番ですが、季節のクリームソーダもあります。今回黒猫は夏季限定のブルーの「クリームソーダ」を注文。この組み合わせは、昭和モダンのお店の雰囲気にぴったりで人気なのも納得です。

(食楽web)
(食楽web)

「黒猫亭プリン」は、定番メニューですが、数量限定なので遅い時間だと売り切れている場合もあります。固めでカラメルがほろ苦の昭和の喫茶店プリン。TOPのチェリーと足つきの銀の器が、昭和モダン感を高めてくれます。店主の宇津木さんの世界観の中で、ぜひ素敵な時間を過ごしてくださいね。

●SHOP INFO

店名:西浅草 黒猫亭

住:東京都台東区西浅草2-9-1
営:木・金14:00~21:00(L.O.20:30) 土・日12:00~18:30(L.O.18:00)
休:月曜、火曜、水曜 ※月曜が祝日の場合営業

●著者プロフィール

ミスター黒猫
カフェ・純喫茶・パンケーキ・スイーツの店を年間1000店以上訪問。特にパンケーキは雑誌で「日本一パンケーキを食べる男」と紹介される。SNSで8万人を超えるフォロワーに毎日情報発信のほかに、テレビ・ラジオ・webメディアでも活躍中。
Instagram:https://www.instagram.com/mr_kuroneko/