![スイーツも推理小説も楽しめる!? 喫茶店マニアが惚れ込む昭和モダンなカフェ『黒猫亭』の魅力とは?](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/07/20230728kuronekotei01.jpg)
●「日本一パンケーキを食べる男」として知られるミスター黒猫が、年間1000店以上カフェや喫茶店を訪問した中から、一人でも楽しめる“癒し系カフェ”と必食グルメをご紹介! ~ミスター黒猫の孤独のカフェめぐり~
喫茶店・カフェ・スイーツのお店を、年間約1000軒めぐっているミスター黒猫です。ひとり気ままなカフェめぐりで発見した、おひとり様でも気兼ねなく楽しめるお店をピックアップ。その魅力をお伝えしていきたいと思います。
![西浅草の路地裏の妖しく魅力的な雰囲気のお店](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/07/20230728kuronekotei02.jpg)
今回、黒猫がピックアップしたお店は、東京メトロ浅草駅から徒歩9分、つくばエクスプレス浅草駅から徒歩3分ほどにある『西浅草 黒猫亭』。黒猫的には、店名だけでもテンションMAX! ですが、ピックアップポイントは店頭の看板、本日のおすすめにも書かれている通り“自家製ケーキと日本酒”の文言。これ気になりますよね!
店主の好きを詰め込んだレトロでお洒落なカフェ
![店主の宇津木さん](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/07/20230728kuronekotei03.jpg)
素敵な着物姿で出迎えてくれたのは、店主の宇津木さん。こちらの『西浅草 黒猫亭』は、宇津木さんの好きな世界が詰まった空間になっています。まず店名の『黒猫亭』は、大好きな小説家・横溝正史の作品「黒猫亭事件」から付けられたものだそうです。
そしてパティシエールでもある宇津木さんが作るスイーツに、大好きな日本酒をメニューにも加え、さらに好きな着物を着て接客されています。
![(左上)昭和にタイムスリップしたような気持ちになる店内。(右上)横溝正史の著書を中心にミステリー小説が並んでいる。(左下)カウンターからは店主の宇津木さんが澱みない所作でスイーツを仕上げていく姿が見れる。(右下)お冷のグラスにも黒猫がいて、思わずニッコリ](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/07/20230728kuronekotei04.jpg)
ステンドグラスの飾り窓が趣きある店内は、黒電話や古いレジスターなども飾られて昭和にタイムスリップした気分。ひとつひとつの小物や食器など細部に至るまで宇津木さんのこだわりを感じられます。
店内奥には、宇津木さんのコレクションの横溝正史の本が飾られています。「黒猫亭事件」の初刊本もあるとのこと。すでに全国から横溝ファンも訪れる聖地にもなっていて、定期的に会合も開かれているそうです。
黒猫は、ゆったりと味わい深いカウンター席をチョイス。宇津木さんが、スイーツを作ったりしている様子を眺めているのも楽しいです♪