大阪最強のお好み焼きはコレ! 『双月』の名物「ねぎ焼き」を食べてきた

ねぎのいい香りが充満! 店員に絶品の「ねぎ焼き」を焼いてもらった

 一本の細い通路と、両端にみっちり並ぶ半個室。各テーブルに鉄板があるお好み焼き屋の場合はだいたいこんな感じですが、実家や近所の家にお邪魔したようなほっこりした雰囲気です。

 鉄板の脇には自分好みの味に仕上げるため、ソースやマヨネーズなどの缶がずらりと置かれています。昔よく通っていたお好み焼き屋を思い出すこの光景がまた、いい。とにかくメニューが豊富でお好み焼き、焼きそば、焼うどん、ねぎ焼きなど、粉もんのオンパレード。迷いに迷いつつ、今回はこちらの名物、だし醤油で食べる「ねぎ焼き ぶた」を注文しました。

 太めのねぎがたっぷり入ったタネ。紅ショウガが見えますが、具はほぼ“ねぎ”です。店員さんが手際よくタネを焼き、傍で焼いていた豚肉を乗せてひっくり返し、しばし談笑しながら待ちます。その合間に漂う、香ばしいねぎの香り……焼き上がりが待ち遠しい!

 ちなみに、ねぎ焼きにおすすめの味付け方法があるんだとか。それが、マヨネーズ+だし醤油+レモンの組み合わせ。コレは試す価値ありですね。

 待つこと約10分。焼き上がったネギ焼きにマヨネーズをたっぷり、だし醤油も鉄板に垂れるくらい多めにかけ、かつお節はあふれんばかりにてんこ盛り。最後にレモンを数滴絞れば完成です。表面にはしっかりと焦げ目が付き、ねぎがはみ出ている姿がもう垂涎もの!

 ちなみに『双月』ではウーロン茶か白ご飯が無料でついてくるので、迷わず白ご飯を頼みました。関西では、粉もんに白ご飯は必須。特にお好み焼きに白ご飯はなくてはならない存在です。