ウマすぎ注意！ 至極のチャーハンが味わえる東京・荻窪の大人気「町中華」3軒

名店『中華徳大』の炒飯דらんらん”トッピング

　最後に、荻窪のチャーハンといえば、やっぱりここは外せません。昭和49年創業の『中華徳大』です。テレビや雑誌などでもよく紹介される、東京でも屈指の有名な町中華屋さんです。ここのチャーハンは1種類だけでなく、五目炒飯、レタス蟹炒飯、肉からし炒飯、肉キムチ炒飯、ホウレン草炒飯、からし炒飯など10種類以上もあります。

　特におすすめは「ホウレン草炒飯」（940円）。これはホウレン草入りのチャーハンに豚肉がのっていてボリューム満点！　さらに、ここに「らんらんトッピング」（200円）をお願いするのが常連さんの定番です。「らんらん」とは、中華鍋で強火で炒めた半熟卵炒めのこと。これが加わることで、チャーハン、豚肉、半熟玉子焼きが積み上がった “徳大”スペシャル・チャーハンに変身するのです。

　卵はとろとろ。豚肉はプルプルしていて、そしてチャーハンはしっとり＆ふっくらしていて、口に入れるとお米ひと粒ずつがパラパラとほどけていきます。

　他にも細切りの豚肉を豪快にのっけた「肉炒飯」（990円）もガッツリ食べたい人の定番人気。これにもやっぱり「らんらんトッピング」を忘れずに。まるで魔法のように、このトッピングで誰もが笑顔になるのです。

（撮影・文◎土原亜子）