年間1万食以上売れた!バンドマンが作る謎の万能調味料「青ばん」が悶絶級の旨さだった

辛味調味料「青ばん強辛」はどうやって使う?

「青ばん」は、青唐辛子に麹や醤油、黒砂糖、ハチミツなどで炊き、味噌のようにドロッとしています。醤油ベースで、黒砂糖やハチミツの甘さがしっかり主張する甘しょっぱい味が、ご飯のおともに最高です。

 ノーマルの「青ばん」はほどよいピリ辛具合だそうですが、「青ばん強辛」は結構な辛さ。青唐辛子の他にブートジョロキア、ハバネロが追加されているので、辛いもの好きな人にはたまらない刺激です。この甘さと辛さのコントラストがたまらないのです。

鉄板レシピは「新生姜の豚バラ巻き 青ばんマヨネーズ添え」

 より「青ばん」の味を楽しむなら、マヨネーズと1対1で合わせるのもおすすめ。マヨネーズのまろやかさと、青ばんの甘じょっぱさがなんとも相性バツグン! 野菜スティックにディップすれば、キュウリもニンジンも無限に食べられそうなほどです。

 この青ばんマヨネーズは、岩下の新生姜で作る豚バラ巻きにつけて食べるのもファンの間ではおなじみの食べ方。新生姜を豚バラ肉でくるくる巻いて焼くだけのお手軽レシピで、作り方は岩下の新生姜の公式レシピを参考にしました。

 新生姜のキリッと爽やかな刺激と、青ばんマヨネーズの甘辛で濃厚な味がばっちり合っています。ご飯よりも、ビールがグビグビすすむ一品です。

ご飯のおともには、青ばんで作る「肉みそ」が最強!

 ご飯のおともに最適なのが、青ばんと味噌で作る「肉みそ」です。豚ひき肉とタマネギ、ニンジンのみじん切りを合わせて、青ばんと味噌を1対1の割合で加えます。ご飯によし、冷奴にもよし、そのまま食べてお酒のつまみにするのもよし。

 実はご飯よりもパンに合うとのことで、パンに「青ばん強辛」を塗って、ホットドッグを作ってみました。確かにご飯でも良いですが、パンでも美味しい! 小麦の甘さと反応しあい、ビリビリくる辛さも酢漬けのハラペーニョをトッピングしているような感覚で、めちゃくちゃ相性ばっちりでした。

 なぜ今まで物販限定だったのか、不思議なほどのクオリティーに脱帽。月1回の販売日は、ほぼ即日完売しているほどの人気なのも納得でした。あぁ、今月分も何とかしてゲットしたいところ。我が家のレギュラー調味料として活躍してくれそうです。

(撮影・文◎亀井亜衣子)