「焼きなすとえびのわさび風味」のレシピ
材料（4人分）
・茄子……4本
・えび……2～4尾
・レモン……適量
・エクストラヴァージンオリーヴオイル……大さじ1
・わさび……小さじ2
・淡口醤油……小さじ1
・醤油……小さじ1
・塩……少々
・大葉……4枚
作り方
1.茄子を洗い、皮目に1cm強幅の包丁目を入れる
2.えびを洗い、背わたをとり、熱湯にレモンのしぼり汁を入れ、下茹でし、輪切りにする
3.大葉を千切りにし、さっと流水にさらし、水気を切る
4.網に茄子をのせ、直火で焼き、茄子に細串が抵抗無くすんなり入るぐらいになったら、網から取り上げ、1.で入れた包丁目の線に細串を入れ、皮をむき、全部むけたら、細串で粗く茄子を裂いておく
5.エクストラヴァージンオリーヴオイル、おろした山葵、淡口醤油、醤油、塩をよく混ぜ合わせる
6.2.のえび、4.の茄子に3.の大葉（少し残しておく）と5.のソースをからめ20〜30分ほどおく
7.6.の茄子をきり、器に盛り、残しておいた大葉を添えたら出来上がり
今回の焼きなすとえびの山葵風味は、おかずとしてそのままいただけるのはもちろん、ショートパスタと和えたり、トマトや蒸したじゃがいもと合わせてサラダにしても美味です。多めに作ってアレンジ料理にもご活用ください。
また、わさびは細胞を破壊することで香りと辛味が立ってきます。鮫皮でおろすことで、より細かく細胞が破壊され、香りと辛味をいっそう引き立てることができます。ポイントは、力を入れず、円を描くようにおろすこと。使用後は水気を切って乾かすのですが、長時間水に浸けっぱなしにしたり、お湯で洗うと鮫皮が劣化することがありますのでご注意を。
●DATA
山葵おろし
今回使用したのは長次郎作（3,780円・税込）のものですが、浅草・かっぱ橋や築地市場の料理道具店のほか、インターネットなどでも購入可能です。サイズがたくさんありますが、ご家庭では今回のサイズ（132mm×82mm×82mm）ぐらいのものが扱いやすいと思います。
●著者プロフィール
文・写真／奥田ここ
築地市場を「師」とあおぎ、旬の食材を中心にした和食及びイタリア料理の料理教室を主宰するほか、外国の方の参加や築地市場内での料理教室など、国内・海外で様々なスタイルの教室を開催。各種媒体・広告へのレシピ提供や、食材産地の取材、食に関するさまざまな話題の企画・執筆に加え、個別の要望に応じた出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切にし、無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
(https://www.instagram.com/kokookuda/)
