春のご馳走といえば、山菜もそのひとつですよね。天ぷらや素揚げなど、オイルと相性のよい山菜を、今回はオリーヴオイルと合わせた、ペペロンチーノベースのパスタをご紹介します。
今回、使用する山菜は、山菜の王様たらのめ、そしてふきのとう・うるいです。 フライパンで山菜を揚げるように焼いてオイルに山菜の香りを移し、仕上げにバターのコクをプラスしたソースを、手早くスパゲッティにまとわせます。山菜の旨みが引き立たつよう、にんにくと唐辛子の香りは控えめにするのがポイントです。
そして、パスタ料理のお助けキッチン道具として、イタリア・ラゴスティーナ社のパスタロボをご紹介します。現在は「パスタイオーラ・ピュウ」と呼ばれるパスタ用の鍋一式で、寸胴型の深鍋と入れ子のざると蓋がセットになっています。ざるの大小二種類の穴が、沸騰時の気泡を小さくし、なべ中央への対流を促すことで、パスタを美味しく茹で上げてくれるとともに、吹きこぼれも防いでくれます。機能と美しさを兼ね備え、筆者が長年愛用している道具のひとつです。