日本食材の魅力を再発見! 食通も絶賛する「GIレストランフェア」の魅力とは?

日本食材の魅力を再発見! 食通も絶賛する「GIレストランフェア」の魅力とは?
食楽web

 夏のうだるような暑さを過ぎて、季節はすっかり秋に。この時季の楽しみといえば、やはり旬の美味しい食材達。全国各地で、旬な食材が収穫され市場に並んでいますが、その地域でしか味わえない、知る人ぞ知る食材や、生産者が少ないなどの理由でレア食材かつ旬のもの、きっかけがあれば食べてみたいですよね。

 そこでおすすめなのが、この秋最高に美味しい旬の食材を楽しめるアツいイベント「GIレストランフェア」です。同イベントは、2022年10月24日(月)~2023年2月3日まで開催される大規模なイベントで、全3回。第1弾:東京エリア 2022年10月24日(月)~ 11月4日(金)、第2 弾:近畿エリア 2022年11月14日(月)~11月25日(金)、第3 弾:中部エリア 2023年1月23日(月)~2月3日(金)にて開催されます。

 全日本・食学会が日本地理的表示協議会と連携し、地理的表示(G I)保護制度の登録産品である「GI産品」食材を使い、各地の有名料理人が旬な食材の味を最大限に引き出したオリジナル創作料理を楽しめる一大イベントなんです。

「GI産品」って何?

左上から時計回りに、北海道の「十勝川西長いも」、福井県鯖江市の「吉川ナス」、滋賀県の「近江牛」、山口県下関市&福岡県北九州市門司区の「下関ふく」
左上から時計回りに、北海道の「十勝川西長いも」、福井県鯖江市の「吉川ナス」、滋賀県の「近江牛」、山口県下関市&福岡県北九州市門司区の「下関ふく」

「GI」とは地理的表示保護制度(Geographical Indication)のことで、地域で育まれた伝統を有し、その高い品質等が生産地と結びついている農林水産物や食品の名称を知的財産として保護する制度。日本では2015年から導入され、2022年9月 までに119産品が登録されています。
そして、G I産品とは、その産地と、産品の確立した特性が、当該産地と結びついていることが、名称から特定できる農林水産物・食品などを指します。

 ざっくり言うと、ご当地の自慢の野菜やお肉、お魚、加工品のこと。写真で紹介した4品の他にも、岩手のさといもや大分のかぼす、青森のしじみなど、その土地に訪れたら、または出合えたら絶対に食べたくなるものばかりなんです。

日本が誇る名食材を最高の料理人たちが美しい料理にアレンジ!

『Casa di Camino』(東京都国立市)で提供されるセットメニュー。奥にあるのは小川原湖産大和しじみと神戸ビーフのタリアータ
『Casa di Camino』(東京都国立市)で提供されるセットメニュー。奥にあるのは小川原湖産大和しじみと神戸ビーフのタリアータ

 第一弾となる東京(2022年10月24日~11月4日)では、六本木にある精進料理の店『shojin 宗胡』や、神楽坂の天ぷらの店『神楽坂 天孝』、日本料理の『日本橋ゆかり』、中国料理の『神田雲林』、イタリアンの『Casa di Camino』が参加しています。

『神楽坂 天孝』の天ぷら、『日本橋ゆかり』のあられ粉揚げ、『神田 雲林』のやまいもやいぶりがっこを使った日替わりランチメニュー、『shojin 宗胡』のなすの田楽
『神楽坂 天孝』の天ぷら、『日本橋ゆかり』のあられ粉揚げ、『神田 雲林』のやまいもやいぶりがっこを使った日替わりランチメニュー、『shojin 宗胡』のなすの田楽

『shojin 宗胡』では、「吉川ナス」を使用した、盛り付けも華やかな「なすの田楽」、『神楽坂 天孝』では万願寺甘とうや大山ブロッコリー、大口れんこんなどを使った天ぷら、『日本橋ゆかり』では下関ふくのあられ粉揚げなどを提供予定。『神田 雲林』でも十勝川西長芋やいぶりがっこを使った中華料理に、イタリアンの『Casa di Camino』では、八代生姜の自家製ジン、神戸ビーフのタリアータ、南郷トマトと清水森ナンバのアラビアータ、東京しゃもの煮込みパスタ盛り合わせなど様々な料理が登場予定。(※入荷状況により変更になる場合もございます)

 もちろん、近畿、中部で参加するお店も、独自のメニューで楽しませてくれる予定です。

「G Iレストランフェア」公式画像
「G Iレストランフェア」公式画像

 どの料理もこのフェアのために考案された料理ばかりなので、食べられるのは今回のみ。近畿エリアでは、大阪市中央区の『ポンテベッキオ』、大阪市吹田市の『柏屋 大阪千里山』、芦屋市の『リストランテ ラッフィナート』など6店舗、中部エリアでは、名古屋市の『ラ・グランターブル ドゥ キタムラ』、岐阜市の『たか田八祥』、浜松市の『懐石いっ木』など5店といった、名だたるお店が参戦します。

 改めて、日本各地の美味しい食材を知るきっかけ、そして絶品料理に出会える夢のようなイベントを見逃す手はありません。今だからこそ味わえる、日本全国の旬の食材で作る最高の料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

●DATA

全日本・食学会「G Iレストランフェア」

期間:
第1弾:(東京エリア) 2022年10月24日(月) ~ 11月4日(金)
第2弾:(近畿エリア)2022年11月14日(月) ~ 11月25日(金)
第3弾:(中部エリア)2023年1月23日(月) ~ 2月3日(金)

GIレストランフェア事務局(全日本・食学会)
http://aj-fa.com

日本地理的表示協会事務局
http://www.fmric.or.jp/

GIサポートデスク
http://www.fmric.or.jp/gidesk/