【日本酒】オマチストお待ちかね「雄町サミット」。いよいよ来週、開催!

今年で第9回目となる雄町尽くしの祭典とは?

「原料米を岡山県産”雄町”に限定した日本酒が一堂に会するのですが、各酒蔵の技でどのような違いをみせるのか、とことん味わい尽くしていただけるイベントです。昨年の雄町サミットでは、全国126蔵から194点の出品がありました」

オマチストお待ちかね「雄町サミット」。いよいよ来週、開催!

―雄町だけで、そんなに! いわゆる、蔵元さんがブースを設けるスタイルですか?

「各県単位のイベントでは各蔵元さまがブースを構えるスタイルが多いですが、当イベントの主催は”米産地”。雄町という同一原料米の日本酒が全国から集結し、蔵元さまや米生産農家の方も例年その関係者として多数来場されていますが、酒蔵ブースはありません。

オマチストお待ちかね「雄町サミット」。いよいよ来週、開催!

 イベント自体は2部構成で、一般参加は2部のみ。懇親会と称して立食スタイルでお酒を楽しんでいただきます。懇親会では名札を用意していますので蔵元、米農家、愛飲家の皆さまがコミュニケーションできるような場になっています。利き酒コーナーも設けていますので、こちらもぜひ」

オマチストお待ちかね「雄町サミット」。いよいよ来週、開催!

―米生産農家の方がお見えになるのも珍しいですね。雄町は栽培が難しくて農家泣かせとか?

オマチストお待ちかね「雄町サミット」。いよいよ来週、開催!

「その通りです。栽培だけでなく酒造りも難しく、そのため生産量が激減し、幻の米と呼ばれましたが、近年では蔵元さんからの強い要望もあり、生産量が回復しました。雄町特有のふくよかな味わいを活かしたお酒も増えています。実は”雄町”は酒造好適米”山田錦”や”五百万石”のルーツとなった品種なんですよ」

オマチストお待ちかね「雄町サミット」。いよいよ来週、開催!
代表的な酒造好適米と比べてみると一目瞭然。背が高く、穂が大きくて重い。ゆえに穂先がこれでもかというほど深々と下がる。

―「雄町」は幻の酒米だったんですね。あれこれ味わってみたくなってきました。それから、お料理も気になります。

「お料理はビュッフェスタイルになります。岡山県産ピオーネをはじめ、果物の女王と呼ばれる高級ぶどう『マスカット・ オブ・アレキサンドリア』もご提供します。また、料理の一部ですが、岡山県産食材を使用したものも登場する予定です。雄町で醸したお酒と料理のマッチングなど、オマチストの皆さまからのご意見もぜひお聞かせいただければと思っています」

オマチストお待ちかね「雄町サミット」。いよいよ来週、開催!

 幻の酒米「雄町」で醸した日本酒だけが集まるマニアックなイベント「雄町サミット」。オマチストだけに楽しませるわけにはいかない。

●INFORMATION

第9回雄町サミット

日時:8月8日(火)16:30~19:00
会場:ホテルグランドパレス(東京都千代田区飯田橋1-1-1 2F)
参加費:5,400円(前売)
    6,000円(当日)※枚数限定。
問:086-234-6876(JA全農おかやま)