地鶏焼鳥×ワインのペアリングが絶妙! 贅沢焼鳥店『銀座かしわ』が銀座にオープン

中盤は厳選食材を使った美しい料理が並びます

 濃厚なつくねの後は、さっぱりとした「フルーツトマトと生モッツアレラ」でお口直し。高知県のフルーツトマトは糖度が通常のトマトよりも高いため甘く、北海道日高産のフレッシュな生モッツァレラと最高の相性。再びスパークリングワインを飲みたくなってしまいます。

 イタリアンな一品の後は、再び寿司屋の雰囲気に戻り「比内地鶏の玉」を。比内地鶏の卵と鰹出汁で作ったふんわりとした卵焼きは、出汁と卵の旨みが口の中で優しく広がっていきます。

 9品目は「匠の鶏スープ」。丸鶏を8時間じっくり煮込んだコラーゲンたっぷりのスープは、トロッとした舌触りで臭みがなく濃厚。鶏の旨みがすべて凝縮されていて、胃に染み渡る美味しさ。

 続いて「炭火野菜焼き4種(3種定番・1種季節)」。産地にこだわった国産野菜を使用し炭火で丁寧に焼き上げられています。

 11品目はお待ちかねの「本日の希少部位4種 ピンチョススタイル」。同店は珍しくレバーなどの内臓系の希少価値の高い部位もメニューにラインナップしています。つまみやすいのが嬉しいです。この日は、ソリレス、ボンジリ、フリソデ、ツナギの4種が提供されました。

 骨盤の中臀筋であるソリレスは、弾力と風味が豊か。尻尾部分のボンジリは脂身がジューシーで旨みも濃く、香ばしい脂身と合うシラーズを合わせるのがオススメとのこと。

 胸の部位であるフリソデは、力強い弾力に加え、皮も適度に残り、比内地鶏の美味しさを一番感じられました。また、ハツとレバーの間にあるツナギは歯ごたえがよく、噛むごとに旨みがあふれ出します。

 12品目は「比内地鶏卵と北海道産生雲丹の茶碗蒸し」。フレッシュで濃厚な生ウニが贅沢にのり、比内地鶏卵で作られた茶碗蒸しの中には、比内地鶏の鶏肉も入っています。