海&山の恵みでお酒が進む! 北海道の呑兵衛お取り寄せグルメ5選

「氷下魚」は金槌でガンガン叩いて食べるべし

 「氷下魚(こまい)」とは、北海道東部で1~3月に氷の下にアミを入れて漁獲するタラ科の魚。この氷下魚を干した乾物が北海道では有名なのだそう。

今回購入した江戸屋の「氷下魚」は180g入りで1,080円
今回購入した江戸屋の「氷下魚」は180g入りで1,080円

 この氷下魚、食べ方がとにかく斬新で、金槌など固いものでガンガン叩いて身をほぐすんです。お腹の部分を中心に全体を叩くと身がほぐれるので、皮を取って身をむしってそのまま食べます。

カチコチの氷下魚はとにかく固い。飲み始めてから身をほぐす作業をするのは危ないので、酔っ払っていないうち準備しておきたい
カチコチの氷下魚はとにかく固い。飲み始めてから身をほぐす作業をするのは危ないので、酔っ払っていないうち準備しておきたい

 かなりワイルドかつ面倒なのですが、実際に食べてみると病みつきになる味なんです。乾物なので、噛めば噛むほど氷下魚の味が口に広がり、程よい塩気が出てきます。日本酒や焼酎がクイッと飲みたくなるその味は、まさに飲ん兵衛のための乾物。

お好みでマヨネーズ、醤油、一味などをつけて
お好みでマヨネーズ、醤油、一味などをつけて

 食べているうちに少し顎がだるくなってくるのですが、こういう魚の食べ方も乙なものだなと思えてくるのが不思議。一人でしっぽり飲みたいときの酒のアテにぴったりです。