海&山の恵みでお酒が進む! 北海道の呑兵衛お取り寄せグルメ5選

実は健康にもいい「いかの粕漬け」でちょいと一杯

 北海道といえば、新鮮な真イカが有名ですが、そんなイカを粕漬けにしたものが函館の特産品になっています。粕漬けを食べたことがある人のだかでも、イカを使ったものは意外と知らない人が多いのではないでしょうか。

ヤマノ中村商店の「いかの粕漬け」は、1尾550円で冷凍で売られている

 このヤマノ中村商店の「いかの粕漬け」は人気が高く、「ふるさと小包全国大会」で1位に選ばれたことがあるほどなのだそう。鮮度のいいイカを秘伝の高級白酒粕に漬け込んでいるので、酒粕は洗わずに軽く落としていただきます。

封を開けた瞬間から酒粕のいい香りが漂う。そのまま食べるのはもちろん、わさび醤油やレモン汁を付けて食べてもいい
封を開けた瞬間から酒粕のいい香りが漂う。そのまま食べるのはもちろん、わさび醤油やレモン汁を付けて食べてもいい

 口に運ぶと、生臭さは一切なく、イカ自体はまるで刺し身を食べているような感じすらします。また、酒粕が鼻に抜けていく感覚も絶妙。少しふくよかな日本酒や熱燗と一緒に食べると良さそうです。

「えぞシカの角煮」は煮込み具合がたまらない

 低カロリーで鉄分の多い鹿肉は、健康食としても注目されています。そんな鹿肉を角煮にした缶詰も、北海道ならではといえるでしょう。

サロベツベニソンの「えぞシカの角煮」は1缶750円
サロベツベニソンの「えぞシカの角煮」は1缶750円

 初見の印象では“トンデモ系の缶詰”かと思ったのですが、実際に食べてみてびっくり。鹿肉はほろほろに煮込まれており、生姜の風味がよく効いていて、かなり上品な料理になっているんです。しかも、ジビエ特有の臭みはあまり感じないので、お酒にも合わせやすいはず。

味がしっかり染み込んでいて、ごはんのおかずにも良さそう。味付けは濃い目なので、ビールに合わせてもいい
味がしっかり染み込んでいて、ごはんのおかずにも良さそう。味付けは濃い目なので、ビールに合わせてもいい

 今回は日本酒や焼酎に合わせやすいおつまみを中心に紹介しましたが、北海道はワインの産地でもあります。ぜひ地元のお酒と共に、北の大地の味覚を堪能してください。

●SHOP INFO

北海道どさんこプラザ 有楽町店

店名:北海道どさんこプラザ 有楽町店

住:東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館1階
TEL:03-5224-3800
営:10:00~20:00
休:なし(年末年始を除く)
https://www.dosanko-plaza.jp/

●著者プロフィール

取材・文/今西絢美

編集プロダクション「ゴーズ」所属。デジタル製品やアプリなどIT関係の記事を執筆するかたわら、“おいしいものナビゲーター”として食にまつわる記事も執筆中。旅先でその土地ならではのローカルフードを探すのが好き。