イタリアのクリスマスに欠かせない伝統菓子「パンドーロ」の楽しみ方

星が金太郎飴状態。テーブルに星パンを並べて楽しむ

 パンドーロの形状は星型の円錐形。横からスライスすると「黄金のパン」の異名通り、卵をたっぷり使った生地ならではの黄金色の星が現れる。一瞬、手裏剣にも見えるが、時候をふまえれば、クリスマスツリーのてっぺんの大きな星飾りのイメージがぴったり。

 そのまま、お皿にサーブするだけで絵になる星パンドーロ。「クリームやジャムを添えてもいいですし、フルーツをトッピングしたり、お絵描きチョコペンで遊ぶのも楽しいですよ」(シェフ・以下同)。

 カットした大きさの違いでケンカにならないようにするとして、テーブルに大小の星を並べてのデザートタイム、楽しそう! 続いては、パンドーロの星型の形状を活かした立体デコレーション。

星パンを重ねていくと、ツリーに早変わり

 スライスしたパンドーロにクリームを塗り、少しずらして重ねてサンドしていく立体デコレーションだ。

 クリームはカスタードと生クリームを合わせたもの。絞り袋から絞り出してどんどん重ねていくと、もしやこれは……。パッと見は地味な焼き菓子パンドーロのツリー化計画だ。

「クリームはお好みのものを。絞り袋がなくてもご家庭にあるナイフなどで塗っていただいて大丈夫です」。なるほど。チョコレートクリーム、抹茶クリームなど、クリームのバリエーションも楽しめそうだ。

そして、いよいよ飾りつけ!