グランピングの上を行く極上体験! スノーピークが開催する「雪峰野外ダイニング」ツアーの正体とは?

新潟の圧倒的な自然に溶け込む! 極上のレストラン&スパ、モバイルハウスに癒やされる

1Fにある「レストラン雪峰」。大きなガラス張りで、栗ヶ岳など遠くの山並みまで見渡せる
1Fにある「Restaurant 雪峰」。大きなガラス張りで、栗ヶ岳など遠くの山並みまで見渡せる

 滞在した日は天気も良く、「Restaurant 雪峰」の大きなガラス窓からは新潟の豊かな自然を眺めることができました。このレストラン、ミシュラン三ツ星を獲得した日本料理の名店「神楽坂石かわ」の石川秀樹氏が協力。地元・下田郷の豊かな水や、新潟県で採れた旬の食材を使った料理を存分に楽しむことができます。

B1(庭部分からは1F)にある大浴場。内湯と露天、サウナがある。開放感たっぷり
B1(庭部分からは1F)にある大浴場。内湯と露天、サウナがある。開放感たっぷり

 お風呂&サウナはB1Fにあり、広々とした内湯からも絶景が望めます。改めて「人工物がほぼない自然の景色を見るって、貴重なことなんだなぁ」としみじみ。日中なら湯に浸かりながら、空や雲の流れをのんびり眺める贅沢な時間も過ごせます。

 泉質はナトリウム-塩化物冷鉱泉。海水の成分に似た食塩を含み、保温効果が高く、湯冷めしにくい温泉とのこと。ほどほどに身体が温まったところで、名物のサウナへ入りましょう。

スパの目玉は緑と山々を望める閉塞感のない「サウナ」

サウナストーブに使用されるケルケスストーンはフィンランド製
サウナストーブに使用されるケルケスストーンはフィンランド製

 施設自慢の「サウナ」はセルフロウリュが可能なドライサウナ。ストーブを囲むように配置された席に座ると、まるで焚火を囲んでいるかのような気分を味わえます。

 身体を温めた後に入る水風呂や、外気浴スペースも最高。深さのある水風呂は肩まで浸かることができ、外気浴スペースでスノーピークのチェアに火照った身体をゆだねる。開放的な空間の中で、身も心も“整う”スパ体験は、何ものにも替えがたいものがありました。

ミニマムで充実したモバイルハウス「住箱」の心地よさとは

「住箱」はシャワースルーム&トイレとベットルームなど、宿泊に必要な設備が整う
「住箱」はシャワールーム&トイレとベッドルームなど、宿泊に必要な設備が整う

 1~2人旅ならぜひ、滞在して欲しいのが「住箱(じゅうばこ)」。隈研吾氏が「スノーピーク」とコラボし、トレーラーハウスをモチーフに作ったモバイルハウスです。コンパクトながら大きな窓や小窓もあり、開放感も抜群。夜に窓を閉めれば、巣篭もり感があって落ち着く空間に変わります。

 室内にはキャンプで使うような「スノーピーク」の様々なアイテム(マグや椅子、テーブル、傘など)も備えられ、上質なギアを使ってキャンプを楽しんでいるような体験ができるのも魅力です。窓を開放し、デッキ部分で味わうオリジナルコーヒーの美味しさったら。これだけでも癒やされる体験でした。

広大なキャンプフィールドは朝、昼、夕方、夜と表情を変える。冬は雪中キャンプやスノーシュートレッキングも楽しめる [食楽web]
広大なキャンプフィールドは朝、昼、夕方、夜と表情を変える。冬は雪中キャンプやスノーシュートレッキングも楽しめる [食楽web]

 もちろん、自慢のキャンプフィールドもあります。元々、牧場のために開かれた草原だったという広大な芝生のフィールドでは通常のキャンプはもちろん、手ぶらキャンププランやレンタルグッズも充実しており、キャンプ初心者でも安心して楽しめます。

 さて、いよいよ今回のメインイベントである「雪峰野外ダイニング」へ参りましょう。「スノーピーク」の食のこだわりが詰まったディナー、焚火タイム、満点の星空との出会い……夕暮れが近づくにつれ、ワクワクと胸が踊ります。