東京・西麻布に「絶品なフライ専門店がある」という噂を耳にした筆者。そのお店こそ、旨い定食を求める人で行列ができる老舗の定食屋『三河屋』です。
創業は1930年。肉屋からスタートし、途中から定食も提供するようになるとそれが大好評。高級店などが点在する西麻布の中では貴重な定食屋として人気を呼んでいます。2021年の「定食百名店」にも選ばれ、数多くのグルメ通を唸らせています。
営業時間は11:30~14:00だけ。早い時は13:00前に閉店してしまうこともあるのだとか。そう聞くと、期待値も爆上がり。早速味わいに訪れてみました。
シンプルなフライメニューの第1位は「ミックス」
お店を訪れたのは12時半頃でしたが、並ぶことなくすんなり入店できました。カウンター5席、テーブル席3卓と、こじんまりした店内は既に満員。サラリーマンの集団や一人様、女性2人組など客層はさまざまで、ほとんどの方が「ミックス」定食を楽しんでいました。
お昼の定食は8つ。コロッケ、名物・メンチ、ハムかつやみそかつなど、定番のフライメニューがずらりとラインナップされています。その中でも人気なのはやはり「ミックス」とのこと。もちろん筆者も一択で注文したところ、ものの5分程でテーブルにやってきました。