【検証】3CIONSの「一人炊き用炊飯容器」はレンチン10分で本当に美味しいご飯が炊けるのか?

電子レンジ10分で、ご飯を美味しく炊けるのか!?

 炊飯器や土鍋で炊く時と同様、夏場は20分、冬場は30分ほど浸水します。電子レンジは500wで10分加熱。その後、20分蒸らして完成です。トータルで1時間かかりますが、その辺りは一般的な炊飯時間と変わらないでしょう。

 蒸らしが終わったら、しゃもじでかき混ぜて完成。しゃもじから伝わる感覚ではべちゃべちゃしていませんし、芯が残っているような硬さもありません。これは実食が楽しみ!

 茶碗に盛り付け、佃煮と一緒に一口。うん、普通に美味しい! いつも土鍋で炊飯しているので比べるのはナンセンスですが、「意外とイケる!」といったレベルのご飯が炊けました。しかも1合の少量をこれだけしっかり炊けるなら値打ちもの。まだ試していませんが、半合も炊けるので、食べたい分だけその都度、手軽に炊けるのも魅力的ですね。

一人分の「玄米」が炊けるのも魅力!

 もう一つお気に入りポイントは、玄米も炊飯できること。筆者以外の家族は玄米や雑穀の入ったご飯は食べないので、自分の食べたい分だけ炊けるのはかなりありがたいです。

 ということで、雑穀ご飯を炊いてみました。1合の白米に市販の雑穀を1袋入れ、水は1合分に雑穀の分をプラス。浸水時間は30分、電子レンジで10分、蒸らし20分で試してみました。

 こちらもしっかり炊けていました。ただ、プチプチと雑穀が少し口の中で残っています。好みではありますが、全てを柔らかく炊きたい場合は浸水時間を増やしてみると良いでしょう。

 炊き込みご飯や煮物などのレシピも添付されていましたので、これ1個でアレンジご飯が楽しめるのもうれしいですね。筆者としては、白米と玄米の炊飯機能だけでも十分魅力を感じました! ぜひお試しあれ。

(撮影・文◎亀井亜衣子)