『銀のさら』はなぜ業界No.1の宅配寿司なのか?

真鯛の調理法と種類を変えている

 真鯛の調理方法にも地域別にこだわりがあります。東日本エリアと東海エリアでは、真鯛を湯引きすることにより、皮の下にある旨みの凝縮と柔らかさを引き出しています。一方、西日本エリアでは活き締めを行うことで、「いかり身」といわれる活きのいい食感が生まれるよう工夫しています。

 なお、北海道では「真鯛」を使用したメニューがなく、「北海道の真鯛」と呼ばれる「ソイ」を使用した「道産ソイ昆布〆」という商品を提供しています。

北海道でしか食べられない食材も!

 海産物の宝庫である北海道では、この地域でしか注文できない寿司ネタもあるのだとか。普段からサーモンをよく食べる北海道民も納得の、ノルウェーから空輸した「オーロラサーモン」がその一つ。また、蒸し海老を食べる習慣のないかわりに、高級食材「ボタンエビ」の寿司を食べるなど、北海道ならではの食文化を反映した寿司ネタが用意されています。

 地域によってシャリや醤油の味、食べ方まで異なるというのは、新しい発見でした。ぜひそれぞれの地域で、『銀のさら』を味わってみてはいかがでしょうか。

●DATA

「銀のさら」

https://www.ginsara.jp/