怒り心頭! 本当にあったレストランで受けた残念&理不尽エピソード5選

事件ファイル5:飲み放題なのに3杯しか飲めない事件(営業・30代男性)

 会社の同僚たちと5人で渋谷のある人気の居酒屋に行った時のことです。2時間の飲み放題メニューで2000円というのがあって、それを注文しました。この店の飲み放題ルールは、“空いたグラスと交換”。飲み干して初めて次のドリンクを注文できる、まあよくあるタイプの飲み放題です。

 最初にビールやワイン、スパークリングワインなどをそれぞれ注文。飲むペースが早い人と遅い人がいるので、あっという間に空になった2人は、すぐにおかわりを注文しました。しかし、店は満席で、人手が足りないのか、なかなか2杯目が来ません。そうこうするうちに、他の3人も飲み終わり、追加をお願いしました。その間に、料理は次々と運ばれてきます。そのたびにおかわりまだですか? と聞くのですが、「少々お待ちください」と言われるばかり。

 結局、最初の2人分もあとの3人分も、おかわりは一緒に来ましたが、なんと30分以上経ってからのこと。さらに飲み終わっておかわりをしても、またまた持ってくるのが遅い。結局、時間内にみんな3杯ずつしか飲めなかったので、すごく損した気分に。そこで帰り際にお店のスタッフさんに苦情を言うと、「うちの飲み放題のサービスは“量”ではなく“質”なんです」と言われました。

 何を言っているのかよくわからなかったので、どういう意味か聞くと、「1杯800円以上するワインなどが飲み放題メニューに入っていて、それを2時間2000円で飲めるようにしてるわけです。ですから、3杯も飲めばお客さんは得してるんですよ」と言うのです。何だそれ? 質を重視するならそもそも飲み放題なんか頼んでないし、そもそも注文しても、全然持ってこないなら質も楽しめませんよね。ホント、怒りが収まりませんでした。

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 いかがでしたでしょうか。皆さんも飲食店での不快な経験が1つや2つあるのでは? 今回は「残念なお店の話」でしたが、態度の悪い残念な客がいるのも事実。「残念な店、ひどい客」といったエピソードをお持ちの方は「食楽web編集部」までお寄せください。

(構成・文◎土原亜子)