
朝晩がすっかり冷え込むようになった昨今。足先が冷えたり、肌がカサついたり、身体の不調を感じることはありませんか? 寒さが厳しくなり始める季節は身体が冷えやすくなり、女性特有の“ゆらぎ”を感じやすい時期でもあります。それには毎日の食事も大きく影響しているのだとか。
しかし現代の女性は忙しい日々を送っていたり、同居する家族の食べるものを優先するなど、意外と自分の食事を疎かにしがちなのが現状です。
そこで今回、3名の“食楽web女子”が「最近気になる身体のこと」、「日々の食事のこと」について語り合い、より美しく健康でいられる食習慣について、その改善策について探ってみました。

今回集まったのは、撮影で各地を飛び回り、食事が不規則になりがちなカメラマンの橋本さん、子育てと仕事を両立するライターの亀井さん、薬膳の見地から女性が摂るべき食材や食事について語ってくれる樋口さんの3名。
まずは皆さんに、最近の体調について聞いてみました。
亀井:私は元々アレルギー持ちで、秋の花粉症や肌の乾燥が気になります。だから冷え対策に興味津々なんですよね。
橋本:私は乾燥に加えて腰痛持ち。爪も乾燥して、結構割れちゃうのが悩みです。だからお風呂で温まったり、タンパク質を摂るといいと聞いたので、コンビニなどで「サラダチキン」を買って食べるようにしています。
樋口:私も乾燥は感じますね。あとこの時期は首が痛くなりやすく、頭痛も起こって大変!
冬は肌の乾燥や身体の冷えに効く “赤い食材”がオススメ

橋本:乾燥対策に効く食材や食事には何があるんでしょうか?
樋口:薬膳の考え方では、乾燥対策には身体の水分を補うことが大切なんです。その対策としておすすめしたいのが「血を作ること」。なぜなら、血は栄養+水でできているので身体を潤してくれるからです。先ほど橋本さんが爪が割れやすいと言っていましたが、血が足りないと爪も割れやすくなる。だから、血を作る効能のある“赤い食材”、赤身肉やトマトなどを積極的に摂るのがいいんです。
亀井:トマトって身体を冷やすイメージがありますよね。
樋口:トマトはそのまま食べると身体を冷やすけど、温野菜にして食べると血も作るし、身体を冷やさないんです。料理なら「牛肉のトマト煮込み」や「ビーツ入りのボルシチ」などがオススメ。ビーツとトマト、ダブルで増血作用につながります。
亀井:煮込み料理をコトコト煮込むひとときは、心のゆとりにもなりそう。他にはどんな食材がいいんですか?
樋口:秋は白キクラゲやイカ、梨など白い食べ物が最適。冬は黒キクラゲや、パワーを蓄える、血の滴るような牛肉を意識して食べるといいですね。
牛肉の中でもイチオシは、ヘルシーで栄養価の高い「牛赤身肉」。秋冬の食生活を見直して、春に向けてエネルギーを蓄えることはとっても大切なので、積極的に取り入れたいですね。
栄養不足が気になる女性が「牛赤身肉」を摂取すべき理由を徹底解剖!

ここで豆知識。食事で摂れる鉄分や亜鉛の量を考えると、チキンより「牛赤身肉」の方がオススメです。なぜなら、牛赤身肉と鶏胸肉では、鉄分も亜鉛も6倍前後の差があるのです。
「美容に効果のある栄養素、鉄、たんぱく質、亜鉛をバランスよく含んでいるのは、実は『牛赤身肉』なんですよ」
と話すのは、今回食生活アドバイスのために来てくれた、MLA豪州食肉家畜生産者事業団の花見美穂さん。オージー・ビーフが好きすぎるあまり、お肉の素晴らしさを熱く語る”オージー・ビーフの愛の伝道師”でもあります。

花見さん:多くの人が「牛肉は太りやすい」という印象を持っていますが、牛赤身肉のオージー・ビーフはモモ肉100gが132kcal。6枚切りのパン1枚(165kcal)よりも低いんです。鶏肉は牛赤身肉に比べて鉄分と亜鉛がとても少ないので、女性の美容と健康には牛赤身肉のオージー・ビーフの方が適しているんです。
亀井:鉄、たんぱく質、亜鉛がどうして女性の身体にいいのでしょう?
花見さん:まず肌や髪などはタンパク質からできているので、不足すると肌のハリや髪のツヤに影響が出ます。美肌などに効く「コラーゲン」の原料も、実はタンパク質。体の内側からキレイをサポートするために必要なんです。
橋本:鉄分はやっぱり、貧血などにいいのでしょうか?
花見さん:実は現代女性の多くが鉄分不足。鉄分が足りないと、顔色が青白くなったり、シミが増えたり、疲れやすく立ちくらみや肩こり、頭痛などの症状が出てきます。
亀井:肌のシミやハリツヤ、肩こりは女性に多い悩みですよね。
花見さん:そうなんです。さらに亜鉛はタンパク質の代謝を促し、肌や髪のトラブル改善に役立ちます。最近では免疫機能にも関わりがあることで注目されていますよね。
橋本:こんなに栄養豊富な牛赤身肉、積極的に取り入れなくちゃいけませんね。

花見さん:女性は20代以降、仕事に家事に育児に介護など、どんどん負担が増えていく。それなのに食事は家族優先で、自分のための料理は二の次。今の時代、女性こそおかずを一品増やすべきだと思うんです。
亀井:自分が健康でいてこそ、家族も元気に暮らせる。これは牛赤身肉の料理をプラスしなくちゃ!
橋本:でも忙しい時にもう一品、自分のために作るのって正直面倒ですね……。
そんな忙しい女性のために、解凍してお皿に出すだけでも食べられる「オージー・ビーフ」のサブスクがあります。さて一体どんなものなのか、気になりますよね。
忙しい時の一皿に! “オージー・ビーフ”を手軽に摂取できる「食べる美容液 bf」

オージー・ビーフの生産者団体では、鉄分摂取の一環として、解凍して食べられる、調理いらずの牛肉「食べる美容液 bf(ビーエフ)」のサポートをしています。
女性が不足しがちな良質なタンパク質や鉄分を手軽に、安心して摂れる、まさに食べる美容液。ローストビーフやステーキのほか、ポトフや薬膳カレーなどすぐ食べられる一品もあり、セットで楽しむことができます。ステーキやローストビーフは最小限の塩コショウで仕上げ、ポトフなどは全て塩コショウなしの無水調理で作られているため、素材本来の美味しさを楽しめるのも魅力です。
![「食べる美容液bf」の商品開発にも携わる花見美穂さん [食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2022/11/20221125-aussiebeef08.jpg)
樋口:花見さんがおっしゃるように、簡単に作れる一品で牛赤身肉などの食材をちょい足しするのは薬膳の観点から見てもいいですね。5年後、10年後の身体が変わってきます。この「bf」なら気軽に取り入れられて、もう一品プラスするのに最適!
花見さん:「bf」は医食同源=食べてキレイになる、内側からキレイになれる栄養素を摂ると言う意味があります。忙しい30代以降の女性にこそ、解凍してそのまま味わえる牛赤身肉を手軽に摂れるようにしてほしいですね。
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最後に、樋口さんが考案したオージー・ビーフの「絶品レシピ」をご紹介。メイン料理にもなる一皿なので、是非、毎日の献立に役立ててください。
牛肉とキノコ、ドライトマトの美肌炊き込みご飯 ~オイスターソース風味~
薬膳では「美容のために血を補う」のはとても大切なこと。血を補う効能のある牛肉やしめじを使い、美肌の効能がある舞茸をプラス。隠し味にドライトマトを入れてオイスターソースで仕上げた、味わい深く美容に良い「炊き込みご飯」です。

◎材料(4人分)
・オージー・ビーフ(ステーキ肉)……100g
・米……2合
・ドライトマト……1.5枚(7g)
・舞茸……50g(1/3株)
・しめじ……50g(1/3株)
調味料
・オイスターソース……大さじ3
・酒……大さじ2
・醤油……大さじ1/2
・あさつき……適量(小口切り)
・バター……適量
◎作り方
1.ステーキ肉、ドライトマト、舞茸、しめじを食べやすい大きさに切っておく
2.炊飯器にお米を入れ、水と調味料(合わせて360cc)を入れてひと混ぜする。さらに 1をのせて通常の炊飯モードで炊く
3.器に炊き込みご飯を盛り付け、あさつき、バターをのせたら完成
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今回、牛赤身肉(オージー・ビーフ)が、ヘルシーで身体にいい栄養が詰まっていることを学んだ“食楽web女子”。身体の不調が出やすい秋冬の健康対策に、そして5年後、10年後、美しく過ごすために、牛赤身肉を積極的に取り入れていきたいですね。
(撮影◎植野 淳、取材・文◎石澤理香子)
●DATA
オージー・ビーフ公式サイト
https://www.aussiebeef.jp/2022wintercp
※現在、「Twitter」、「Instagram」、「LINE」にて豪華賞品が当たるキャンペーンを実施中。詳細はHPをご覧ください。
食べる美容液 bf