重量1.4kg! 錦糸町『麺屋三郎』のデカ盛りすぎるラーメンを食べて悶絶してきた

この山を待っていた!「三郎らーめん・特盛(ヤサイ多め)」1433g!

「三郎らーめん(特盛)」1100円。ヤサイ多め&ニンニク普通。やっぱり二郎インスパイア系はこのフォルムじゃないと!
「三郎らーめん(特盛)」1100円。ヤサイ多め&ニンニク普通。やっぱり二郎インスパイア系はこのフォルムじゃないと!

 待つこと数分。目の前にやってきたのは、ヤサイ山盛り「そうそうこの山でしょ!」と言いたくなる山盛りの一杯。早速計測すると、直径20cmのどんぶりに、高さ約15cm(下の皿の分を除く)、重さ1433g(どんぶりの重さを除く)。

 勝手な推測ですが、ヤサイ、チャーシュー、ニンニクなどが400~500gぐらい入っているということ? 麺が680gで具が400~500gならいいバランスです。ヤサイたっぷりだと、やっぱり背徳感が低くなるのがうれしい~たとえそれがデカ盛りでも!

背脂の粒が見えるスープ。旨さの集合体でしょこれ。生ニンニクの粒も混ざってきてもぉたまらん!
背脂の粒が見えるスープ。旨さの集合体でしょこれ。生ニンニクの粒も混ざってきてもぉたまらん!

「麺は、ストレートの太麺です。スープは豚骨で、タレは醤油、ヤサイを盛り付けた最後に、かえしをしっかりかけているんですよ」と話す店長。具は野菜とチャーシューのみで、豚バラのチャーシューは1日かけて作っているとのこと。スープはもちろん、二郎インスパイア。豚骨の味と香りにこだわり、器にスープや麺を入れる前に、背脂チャッチャしています。

 お客さんのほとんどは中盛を注文するそうです。「特盛は、出る日はとっても出るけど、出ない日にはほとんど出ないね~」と店長。ただ、常連さんで毎回特盛を注文する人はいるとのこと。錦糸町のデカ盛り好き、やはりこの店にも出没しているのか~。

太麺はツルツルの喉越し。麺がしっかりとしているので、麺が主役のラーメンと言えるのかも
太麺はツルツルの喉越し。麺がしっかりとしているので、麺が主役のラーメンと言えるのかも

 特盛ができたきっかけを聞いてみると、「もっと多めにできないの?」というお客さんからのリクエストだそうです。大盛りでは物足りなかったお客さんがいたからこそ誕生した特盛です。

 卓上にある味変アイテムは一味のみですが「『生卵』(50円)が人気ですよ」と店長。「味玉」(100円)もあるけれど、「生卵」(50円)の方が人気なのは面白い。まろやかにして味わおう、というお客さんが多いのかもしれません。

「三郎らーめん・特盛(ヤサイ多め)」1433gは、卓上の一味をアクセントに完食を目指せ!

スープ、麺、チャーシュー、そして山盛りヤサイ! 最後にかえしをたっぷりかけて完成!
スープ、麺、チャーシュー、そして山盛りヤサイ! 最後にかえしをたっぷりかけて完成!

 豚骨の甘さ、背脂の濃厚さ、そこにしっかりコシのある太麺。もたれるようなくどさはなく、むしろ重厚感のある旨みがグイグイ感じられる味わい。そして食べても食べても、掘っても掘っても熱々の麺が出てくる! さすが特盛です。

 卓上に一味があるのにも食べ進めていくうちに納得。豚の甘みで口の中が満たされるので、味変をしたくなったら一味で辛さをプラスすることで、いいアクセントになって食べ進められます。ツルツルの麺は、太いのに喉越しがいいのも特徴的。このスープにはこの麺でしょ! と言える納得のバランスです。

 時間はややかかったけれどなんとか完食! 背脂チャッチャがあると、やはりスープに膜ができて冷めにくいから、途中まで熱々で味わうことができました。

まとめ

 ということで結論! 「三郎らーめん・特盛(ヤサイ多め)」は、モヤシシャキシャキ、麺ツルツル、スープトロトロなど、いろんな食感が楽しめていい! 後半になればなるほど濃厚になってくるので、一味や、「生卵」(50円)などを投入して味変を楽しむのもおすすめです。次回は、同じ太麺でチャーシューたっぷりの「豚麺」にするか、細麺の「中華そば」にするか。平日ランチタイムに、錦糸町に来るチャンスがあったら、また食べに行きたいと思います!

(取材・文◎いしざわりかこ)

●SHOP INFO

店名:麺屋三郎

住:東京都墨田区江東橋3-3-4 江東橋スクエアビル1F
TEL:03-6659-9772
営:11:30~15:00(L.O.)
休:土曜、日曜、祝日